米国景況感
ISM製造業景気指数はドルインデックスに9カ月のタイムラグで連動している
⇒米国製造業もドル安になると楽になる
9カ月のタイムラグはJカーブ効果
⇒今年の前半に、米国製造業は復調してくる
☆米景気については楽観視していいと判断する
NY連銀の「週次実質GDP」は上昇しだしている
先行指標であるラッセル2000が足元上昇
ラッセル2000の企業は銀行借り入れに頼る企業群
⇒ 利上げで一番打撃を受けているはず
☆米国の景況感の改善は始まっている
利下げ期待(=米債券の上昇)=米債券は買われやすい
年金資金が米債に向かいやすい
米利上げが終わってから1〜2年ぐらいは円安気味になっている
日本の機関投資家勢は昨年、米債を17兆円買越し
⇒このような動きがしばらく続く
◯金融機関が安心してドルを買える環境
巨額対外M&Aが円安を招いてきた
報道があった時点を142円/$として、それぞれドル円相場に大きな影響
既に足元で影響が出ているかもしれない
日本の物価動向
円安が進み、物価は心配にならないか?
消費者物価に6カ月程先行する国内企業物価は低下し始めている
⇒今年の初夏には消費者物価は沈静化している
6月に定額減税、年金も上がる
⇒今年6月には収入面からも相当暮らしが楽になる
物価が落ちて収入がいい⇒6月はかなり景気が回復している
これだけいいと解散もできる
岸田内閣支持率と物価の伸び率とは逆相関
☆その頃には日経平均は4万円、今年も大発会がボトムか?