6月19日(月)三菱UFJ信託銀行 横田裕矢氏

FOMCでは年末の政策金利見通しが5.6%に引き上げも、市場織り込みは変化せずFRBと市場の見通しに再び相違

勤労意欲を無くすコロナ禍での現金配布がいよいよ枯渇し、先行指数が上昇し失業率上昇が予想出来、これ以上の引き締めは無理、と思っているからか

ドル円はFRB高官のタカ派発言で短期的には143円まで上昇可能性も、年末に向けてドル安方向に反転



6月20日(火)ニッセイアセットマネジメント 松波俊哉氏

「あと2回で利上げ停止」となってからもドル円は概ね円安は続く

TOPIX上昇に1年遅れで対外直接投資は増加する

⇒ 対外直接投資は円安圧力

日本人投資家の外株買いは円安圧力

今後も継続

米利上げ期待と実需の円売りからドル円は140円を中心に145円方向に上昇



6月21日(水)あおぞら銀行 諸我晃氏

米国の逆イールドは昨年末から拡大

しかし利下げが始まれば逆イールドは解消する

(2年債金利が低下することにより)

今年に入ってから逆イールドが深まるとドル円は上昇

→逆イールド解消でドル円には下落圧力


ドル円相場の上値は徐々に重くなり、143円をピークに年末130円に向けて下落



6月22日(木)野村証券 後藤祐二朗氏

本日、中銀政策発表day

英国、スイスに0.5利上げのサプライズ予想の可能性

5月以降、G10では利上げ期待が回復する一方、日本では一時高まった利上げ期待が後退

3年先の政策金利予想の格差は足元拡大

⇒連動する名目実効円相場で円安が拡大


英国やノルウェーの金融会合でタカ派サプライズがあれば円安の賞味期限は長期化へ



6月23日(金)三菱UFJモルガン•スタンレー証券 植野大作氏

米財務省から日本は為替監視リストから外れる

貿易摩擦など日米間で軋轢が生じないのは喜ばしいが、日本の国力が落ちて監視対象除外に喜んでいいのか?


監視リスト筆頭はチャイナに

来年の大統領選及び議会選では民主共和ともに対中強硬はヒートアップの予想