日本一ノーテンキな?がん研,手術・入院記-4 | 道誉!DOHYO!

日本一ノーテンキな?がん研,手術・入院記-4

本日はエイプリルフール!

 

癌はうそでしたと書きたいとこですが,今回ばかりはガチの闘病記になっちまいました。

 

ノーテンキだけど,それなり細かく書いてきます。

 

病院に入って,まず驚いたのは人でごった返していること。

 

人・人・人!

 

それだけ癌患者・疑いのある方,付き添いの方が多いってことで,自分もその一人であるわけで,この感想はもしかして初診の人あるあるなのか?

 

日本の癌治療の総本山であり,最後の砦とも呼べる場所ですから,さもあらん。

 

でもね,そんな患者さんと思しき人たちの目からは,希望の光は消えてませんでしたねえ。

 

前回書いたとおり,病院へ行っても直ぐに診察とはなりません。

 

診察前になんやかんや,しなくちゃならんこと,しこたまあります。

 

まずは,システムからのメールのとおりに,予約時間の約1時間前に

「中央病院1階1番・初診窓口」へ行って受付。

 

当日の持ち物一覧にあったものを揃えて提出。

 

この持ち物一覧は,予約一週間前と2日前の確認メールにも書いてあり,これで忘れるようだとヤバいです。

 

初診日の順序がいまいち明確に覚えてません。

 

カミさんもよく覚えてないみたいなんで,もしかしたら初日の順序は違ってるとこあるかもしれませんが,ご勘弁を。

 

あったことは,おおまかにはあっているかと?

 

久々に病院へ行くと,症状や病歴・アレルギーなんかを欠かされるヤツあって,

だいたいA4で1ページ程度だったりします。

 

それが,がん研だと裏表で確か12ページくらいあった気がします。

 

6ページだったような記憶もあるんですが,いつもなら写メで記録してるんですが,ananハート言われる私でも童謡歌ってのか,記録していないんですよねえ。

 

それ言うなら,アイアンハートだろ!

 

お前の心臓は女性向けファッション雑誌かよ!

 

それと童謡歌ってどうする!

 

とにかく枚数がある。

 

内容は症状や病歴,怪我やアレルギーもあったかと。

 

あとはこれだったとは思うのですが,人生の最後はどこでみたいな質問や誰ととかいうのもあったような?

 

ハッキリ記憶してないので何ともいいにくいのですが・・・。

 

ただこれ書いただけで,心理的にドット疲れた記憶だけが残ってます。

 

まあ,これが書類をワンサカ受け取る洗礼だったことは確かです。

 

とにかく記入する書類(ほとんどが同意書関係)と説明書や注意喚起が多いのなんのって。

 

書類は全部保管してあるんで,スキャニングして画像貼り付ける手もありなんですが,なんかみょうに生々しくなるから,やめときます。

 

最終的に「コロコロコミック」くらいの厚さになりました。

 

って,んなワケなだろ!

 

ちゃんと測ってみたら,14ミリくらい。

 

今の時代,どこでどう訴えられるか分からないんで,過敏なくらいにちゃんとした説明書ありました。

 

それと何かあった時のための同意書。

 

なんでもかんでも同意書の嵐。

 

もちろん看護師さんとの院外デートも同意書ないとできません。

 

ナースキャバクラかよ!

 

マストは担当医や担当者と日付,私の自著のサイン。

 

医師も看護師・担当者も,余計な仕事増えて大変ですよねえ。

 

で,この最初の関門を突破すると次は,この病院特有の部分となってきます。

 

ちょっとした専用ブースがあって,そこで説明などを受けました。

 

「国立がん研究センターで診療を受けられる患者さんへ」20ページ。

 

これが今回出てくる最初の冊子となります。

 

サブタイトルというか,次に書いてあるのが,

 

あなたの遺伝子を次の世代のために。

診療目的で採取された血液・組織などの研究用保管と,研究用採血による医学研究へのご協力のお願い。

(ナショナルセンター・バイオバンク・ネットワークプロジェクト)

 

説明が終わると,同意書への署名タイム!

 

これ断る人がいるのかどうかは知りませんが,私は役立ててもらいたい派ですから,喜んで協力させていただきました。

 

それからだったかな?

 

「診察の呼び出し方法について」という裏表A4,4ぺーじ

 

呼出機の説明がメイン。

 

いろんな病院で使用されてるから,ご存じの方も多いかと思います。

 

ポケベルのデカいやつ。

 

若い人には,このたとえわからないかあ?

 

診察に関する情報が出てくる端末で,再来受付機に診察券を入れると端末とその日の診察予定表が出てきます。

 

プリントアウトには一階の院内マップもあり,行く順番などは番号で書かれていて,かなり親切。

 

順番がくると,あの「イッツアスモールワールド」で流れてる音楽が鳴ります。

 

東京女子医大の分院も同一端末で同じ音楽だったなあ。

 

唯一,違ってたのは,端末をぶら下げるストラップ,これ東京女子医大は付いていたのに,がん研は有料で病院内にあるローソンで販売してること。

 

がん研では,ぱっと見,使ってる人いませんでしたねえ。

 

ローソンについては,買い物編で詳しく書きます。

 

それと,その説明書にホチキス止めされてのが,

 

「もしものときのための人生会議」人生の終わりまで,あなたは,どのように,過ごしたいですか?

詳しくは厚生労働省のホームページをご覧ください。

QRコード付き。

 

最後のヤツにはまた別の機会で触れますが,いきなりこの手のパンフがあり,早期の発見であればそれほど心配する必要がないレベルまで医療がきているとはいえ,やはり患者本人だけでなく付き添いの方も,いやおうなしに死と向き合わなくなくちゃならんわけで,そこが他の病院とは違うとこでもあります。

 

で,ここで出来立てホヤホヤの診察券。

 

だったような?

 

初診の時に呼び出し機を受け取った記憶がハッキリしませんが,それから診察室へ向かったかと思います。

 

次回に続きます。

 

仕事も落ち着いてきたから,これからは多少ペースアップして書いてきます。

 

それでは。