スケバンお京さん「鮮血のホワイトデー30 ―今度こそ花命死す?―」 | 道誉!DOHYO!

スケバンお京さん「鮮血のホワイトデー30 ―今度こそ花命死す?―」

さて,久々の二日連チャン更新。


実は明日の分も書いたから,三日までは確定です。


そういえば,STAP細胞,ホントにあるんでしょうか?


本来は,そこに焦点が当てられるべきなのに,

 

マスコミは違う方向へと邁進してるようです。


このままだと,オチはゴースト研究者の登場?


それと,ネットで一部なんですが,

 

学術論文ではコピペは当たり前みたいなことが書いてあったりしますが,

 

あれはどうなんでしょう?


それを書いてる方は,学術論文書いたことあったり

 

関わったことあるのかなあ?


スンゴイ誤解を招きやすい書き方で,良くないですねえ。


引用文献,参考文献として,ちゃんと出典を明らかにしてあれば,

 

タイトルや著者名はコピペはしても,それは問題ないです。


長めに引用したり,図面を引用するような場合は,

 

著作権を持ってる学会や出版社などに

 

許可をもらったりしてれば,これもありです。


ただ,出典を明らかにしないのや,

 

他人のものをあたかも自分のもののように書いたりすのはダメ。


ちなみに,著作権などは学会や出版社が持ってるケースが殆どなんで,

 

たとえ自分の書いたものであっても,

 

場合によっては許可が必要になったりします。


また面白いのは,例えば,引用する文献の著者名が

 

誤植などで間違っていた場合,

 

それは間違ったまま引用文献には書くのが正しいんです。


他には,使用する図面に出典が書いてあっても,

 

そこに新たに何かを付け加えると,

 

また別な著作権も発生するようで,

 

この辺はかなりグレーゾーンみたいですねえ。


それと,連著で共著者が数名いる場合,

 

別の図面が間違って入稿されるケースは,ホントにあるんですよね。


データなんかも,古いのだったりして,

 

最初の方で問題になっていた単なる図面の間違いだけだったら,

 

通常は正誤表で終わりのケース多いです。


以上,学術論文あるあるでした。


ホップ,スタップ,ジャンプ!


んなワケで,本題イキます。


そして訪れた,事件当日,朝。


って,事件なのか?


回診時に医師は,プライスレスな満面の笑顔で


「聞いたよ。若いって,いいねえ」


と言った後に肩をポンと叩いて次の患者へ。


そのポンの意味は,何?


一通りの検査が終わってしまうと,

 

ホント入院中は寝るかTVか読書くらい。


今と違ってネットなんぞないから,暇もヒマ。


他は母が持ってきてくれたゲーム&ウォッチくらい。


しかし,翌日からは,この午前中の暇過ぎる時間が

 

待ちどおしいったらありゃしない。


そう,失って初めて気づく,平穏な時間の大切さ。

 

そして,高校の授業が終るであろう時間が過ぎて少し経つと,

 

何故か私のいる病室の前を通り過ぎる人,とっても多し。


なるべく見ないフリしてるようですが,

 

そのチラ見感スゴくて,

 

ガッツンガッツン視線ブチ刺さります。


全員 OUT!


挙動不審過ぎるだろ!


こりゃ,完全に見世物化してるやん?


昨日の発言からして,間違いなく来ちゃうよなあ。


これだけ他の患者さんから期待されてる患者は,私だけ?

 

間違いなく,私,病院中で知名度赤マル急上昇,

 

話題沸騰の人物です。


いいんだか,悪いんだか?


全然よくねーじゃん!


しかし,前日の出来事なんて,

 

この後起きる空前絶後のバトルと比べれば,まだまだ。


数々の修羅場と戦場を経験した私でさえ,

 

未知の領域でした。


いったいお前は何者なんだよ!


時計をチェックして,洗面所へ歯を磨きに。


歯ブラシとプラスティックのコップを持って出てく時の,周りの反応は,


やっぱり行くんかい!


だって,行ってないと,怒られそうで怖いです。


べ,別に期待してないですよ。


こんな場所じゃ,キスどまりだし。


って,オーーーイ!


そうこうしてる間に,台風来襲。


本物と違って,気象庁,予報出してくんないんです。


当たり前だろ!


「ちゃんと,歯,磨いたか?」


それが挨拶?


相変わらずデリカシーのワンピースもなしかい!


昨日のやり取りを知ってる同室の患者はさん達は,

 

目はハニワから土偶へチェンジ。


とんでもない現場に出くわしちゃった感アリアリ。


言葉さえ発しなければ,本日も見た目,

 

天使モードはフルスロットルで表彰台のぶっちぎりのド真ん中。


昨日とは打って変わって,紺のPコートに,

 

何回か見たことある,おそらくお気に入りであろう

 

赤チェックのミニの巻きスカートにローファー。


最近では,ギャップ萌えなんていう言葉があったりますが,

 

それも限度と比較するもんによります。


お京さんの場合は,おれおれ詐欺を

 

トップスピードでオーバーラン,


もう,問答無用の超ウルトラ級オラオラ詐欺。


それ,単なる,恐喝だろ?


ベッドの横に来て,折りたたみ椅子を広げる前に,


「ちゃんと磨いたよな?か・く・に・ん」


え?


なんだ?


何だ?


そういうワザも持ってたの?


いつ,覚えちゃったのー?


えーーーー?


指差し確認ならず,舌差し込み確認?


以前のシリーズから読んでいただいてる方はご存じだと思いますが,

 

お京さん,英語・フランス語・日本語・スケバン語の

 

四か国語を話せる帰国子女。


それもあってか,キスには抵抗ないんですよねえ。


まあ,それでも,こっちもリミッター壊れてるようですが・・・。


入室1秒でお京さんワールドに引き込み,

 

1分もしないうちに,最初の山場。


で,キスが終わらないうちに,

 

畳み掛けるように,次の山場が来たんです。


いや,正確には来てしまった?


次回に続きます。