スケバンお京さんの狂犬日和 Episode I 邂逅_5
最近,立て続けにAKB48のDVDやアルバム,大島優子ちゃんのユニットのNot yetのシングルや,たかみなのノースリーブスまでリリース続いたんで,夜中まで鑑賞してて体力使って,病状悪化させました。
って,観るだけじゃ体力使わないだろ!
何に使ってるんだよ!
やっと,おそらく今回で出会い編終わるはず?です。
まずは,前回へのリンク 貼っておきます。
んなワケで,本題イキます。
結局,お京さん,一駅分近く笑ってました。
年齢的には,昔の表現だと,箸が転がっても笑う年頃ってとこですが,この時はツッパリ君が転がってました。
いや,正確には転がした?
って,オイオイ!
前回まで読んでいただいた方ならご存知かと思いますが,この時点では,まだ私からは,お京さんと会話,交わしてません。
お京さんも,それに気が付いたのか,
「さっきから,全然しゃべらねえじゃん?」
お京さん以外には,必要最低限の事は話してきたんですが,どうもお京さんとしては,自分に話しかけないのが不満だったらしく,ちょっとだけガンつけられました。
会話しないで済むなら,それが理想だったんですが,この状況じゃそうもいきません。
続けて,
「名前なんてゆうん?」
人に名前聞くなら,まずは自分からだろ!
と思ったんですが,そんなことはおくびも出さずに,
「花命萬請負人(一応,これでいきます)」
「あたいは,京子」
って,下だけかい!
この自己紹介が,これまでの状況を考えると,果たして早いのか遅いのか分かりません。
ただ,お互い名前は知らなくても,非常時にはそれなりに共同作業が出来るってのを,この時初めて実感しました。
あの状況だけは絶対,二度とNoですが・・・。
って,当たり前だろ!
「お前,つえーな?何かやってんの?」
別に自慢じゃなく,あの頃は,それなりに自信がありました。
それでも,あれほど早くオチるとは思わなかったで,自分でもビックリ。
おそらく,尾てい骨を打った時点で半分失神しかけてとこを締め落としたんじゃないかと思うんですが,詳細は分かりません。
なんせ,ツッパリ君とは,あの時,駅で別れたのが最後で,二度と会うことはなかったんですから。
お京さんも,次に会ったら,
「今度は,あたいが締め落とす!」
って言ってたんですが,締め落とせなかったようです。
きっと,どこで会っても,所構わず実行するんで,会わずに済んで良かったなと。
で,私はお京さんの質問に,
「いけばな」
「はい?い・け・ば・な?」
「そう,それ」
「女がするもんだろ?いけばなで締め落とせんのか?」
この時は何で,ここまで締め落とすのにこだわるのか不明だったんですが,後にお京さんのおやじさんが柔道の師範で,得意技が絞め技だっらしく,興味をひかれたことが判明。
「まあ,それなりに・・・」
「学帽かぶって,マジメそうなんに,何で手ぶらなんだ?」
誰のせいで手ぶらになったんじゃい!
って,いうか,お京さん,しっかり自分のペッタンコ鞄,持ってるやん!
鞄に一人旅させたのは,私だけ?
ここまでの言動から分かるとおり,お京さん,とんでもないことしでかした自覚ゼロ。
と言うより,誰がどっからどう見ても自然体。
一体全体,普段どういう生活してんだよ!
たしか,これくらいの会話が終わったとこで,電車は次の駅に着く寸前でした。
次回に続きます。
また今回も終わらないのかよ!
『薔薇とサムライ』を観た映画館のロビーにあったんで撮ってきました。
まさか,これが観れるとは!