命がけで
命うむ









息子の出産は

私史上


最大級の
バミューダトライアングルに
入り込んだ
かのような

スペクタクル体験
でした



高齢出産
そして
初産です





微弱陣痛が

丸一日
丸二日
いや❓日
続き…



神経は  
張りつめるばかり…

心もからだも
どのような状態であるのか?
バランスに欠け

時間と日にちの感覚は
麻痺し

誰が
自分のいる陣痛室に
出入りしているか
さえも
意識したくない
心身状況に
陥り



言葉にならない
言葉も出ない
下腹部と膣の
未体感  えもいわれぬ痛みを
ともないながら





〔命〕

向かいあっていました





分娩室横の陣痛室で・・・

 赤ちゃんが《空気の世界》に
  登場する合図を出すまで・・・

   何日も留まることに・・・




全て
計算不能です





出産予定日の近い
妊婦さんたちが

光放つ
分娩室の方へと


進まれる




お友だちとなった方々の
神々しい姿を
何人も
見送り





私は
ひとり

依然  変わらぬ
妊婦ど真ん中のまま---



残ったまま---






続きは
明日
お伝えしますね


∃∃∃∃∃∃∃∃∃∃∃∃∃∃∃∃∃∃∃∃∃∃


明日も
よろしくお願い申し上げます🍀