みなさん、こんにちは(´▽`*)
亀戸ひがし整骨院の佐藤です。
早いもので、もう10月も中旬に…
ブログを全然書けていなくて…久しぶりのアップです‼
本日は、捻挫について書かせていただきます。
以前、足首の捻挫&ケガ後の飲酒について書きましたが
最近、足首の捻挫の患者様が、意外と多く見られているので、
今回は、捻挫の分類と症状についてです。
まず最初に、捻挫とは?
定義的には関節に生理的可動域を超えた
運動が強制されて、靭帯に損傷をきたすことを
捻挫と定義しています。
では、靭帯とは?
関節が、強大な外力に抵抗できるように動きの制限を
しているバンドと考えてください。このバンドがないと
関節は簡単に脱臼してしまいます。関節を安定させるために
とても大事な役割をしているんです。
捻挫の程度には、代表的な分類として
O'Dnoghueによる分類があります。簡単に説明します。
少なく、機能的な損傷(靭帯の動揺性・関節の可動域制限)が
見られないもの。
痛み・腫脹は軽度である。 内出血はないか、あっても軽微。
足関節の外くるぶしの周りに痛み・腫脹・内出血が出現。
関節の不安定な感じが出現。
受傷後の痛み・腫脹が強く足関節外側部全体に見られる関節の
不安定な感じが強く、 痛みにより歩行困難となる。
場合によっては(スポーツ選手等)手術適応になる。
どれぐらいで治るのかとの質問が多く聞かれるのですが
程度や、治療の方法によっても変わってきますが、 目安として
★ 第1度損傷で数日~2週間程度
★ 第2度損傷で1ヶ月程度
★ 第3度損傷は治療法により大きく異なりますが1ヶ月以上
足関節の捻挫の経験、ある方多いと思います。
人間の足首は、内側に捻じれやすい構造になっているんですが、
内側に捻じってしまうと、足の外側の靭帯(動きの制限をしている
バンドです)を 伸ばしてしまう事が多くあります。
足首のように人間の関節には、動きを制限していて、
痛めやすい靭帯が多数存在します。
関節を捻じってしまった際には、以前にもブログ内で挙げさせて
いただいたRICE処置がすごく有効となるのですが、
気をつけてほしいのが、 これぐらい大丈夫と考えていると、
次の日に すごく強く腫れたり、痛みが出たりし、治りを遅くする
原因となります。
少しぐらいの捻挫と思って、何もしないのではなく、
捻じってしまった際には、最低でも
アイシングと、圧迫固定をしてください。
ご自身での対処が難しい場合には、整形外科や、接骨院等を
受診する事が望ましいです。
また、捻挫はくせになると、よく耳にしますが、
ケガ後のしっかりとしたリハビリができていないことが
多いいため、同じ方向に捻じりやすくなってしまうこと
が多いのです。一度痛めてしまった靭帯は、基本的には100%は
修復されないとされています。(これはどんな治療をしてもです。)
しかし、そこをどう補っていくかが、捻挫を繰り返すか
繰り返さないかの差になってきます。
捻挫後に補っていかなければならないこととして、
1.筋力
2.関節の位置感覚
3.バランス感覚
などがあげられます。そこで次回は、捻挫後のリハビリに対して
少し書かせていただこうと思います。