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息子と胃腸炎

先週、息子が急性の胃腸炎になりました。
1週間ひたすら体育祭の練習ばかりして 無事本番を迎え、疲労困憊のところに久々の大きな地震に遭遇。声も出ない程怯えながら寝たものの、翌朝いきなり腹痛と嘔吐でした。5年前、卒園と入学のウキウキ感を一変した大震災の影響は、息子の心と身体にまだしっかり残っているのだと痛感しました。

乳幼児の頃から食欲の塊の様な子で、高熱でもモリモリ食べる息子ですが、初日はほとんど何も食べられず、嬉しそうに口にしたアイスクリームも吐く始末。発熱もあり、一日中グッタリ。玉ねぎ、人参、カブの野菜スープをほんの少し食べて眠りました。
2日目、昨日の野菜にキャベツとジャガイモを加えたスープ。まだまだ別人の様に少食。
3日目、登校するもののまだ給食は無理そうなので午前で帰宅。昼のスープはトマトとマカロニを加えたミネストローネに昇格。夜にはカボチャのポタージュにごはんも少し入れてリゾットに。
4日目、野菜スープを保温ジャーに入れたお弁当を持参して登校。お昼は保健室で食べました。食欲が出て、保健室の先生方が給食の用意をするのを待ちきれず、1人でお弁当を食べたら「寂しくてあんまり味がしなかった」そうです。「胃腸炎治った!」と言って帰宅しました。そういえばこの年になるまで、1人で食事をしたことなんてなかったんだなぁと知りました。

お腹が空くこと、食べるものがあるということ、一緒に食べてくれる誰かがいるということ。今まで当たり前だったいろんなことが、とてもありがたいことなのだと感じてくれた事でしょう。今日は1週間ぶりの給食。おかわりジャンケン勝ったかなぁ?