ある日、会社の総務部長と廊下ですれ違った際に、「そうそう、このまえ話していた『社内ベンチャー企画』。あれ役員会議で通ったみたいだから、今度、募集するみたいだよ」という話を聞いた。
その後、平成18年1月になり、『新規ビジネスアイデア求む!』の掲示が社内ボードに載った。
「誰々は応募するみたい」とか「お前は今のセクション嫌がっているから応募しないの?」などの声が社内のあちらこちらでポツポツ出始めた。
自分なりのアイデアがあった私は早速、2月の締め切り間に合わせるべく応募シート作成に入ろうかとした矢先、2名の先輩社員にl別々に声をかけられた。
「Nはどうるするの?」
「私は応募しまっせ!こんなアイデアです」
(タイミングは違うが)
「私もアイデアあるけど(メモ)、一緒に応募しない?」
「俺もお前のアイデアに乗った。一緒に組まないか?」
考えた私は、面識のある2名の先輩を引き合わせて、3人の連名で応募することにした。
分野が違う人のアイデアがあった方が良いと思ったからだ。
そして締め切り当日にギリギリセーフで応募。
結果は応募数100作品近い中から、書類審査を経て、3月の「役員プレゼン」を受ける資格を得て、緊張のプレゼン実施。
その結果、3作品が残り、①「すぐに会社出資で起業」、②「一度調査してから再度検討」のうち②の案件で残った。
4月と5月はその調査会議のための社内検討会議を何度か開催。
その間の会社との会議で、先の2先輩との3人での共同実施ではなく、私一人での立ち上げ方向に変更となった。
事情は2名の先輩も分かってくれ、その後も様々な面でサポートしてくれている。
その結果、6月16日(金)に正式に辞令が出て、設立準備室への異動の内示を受けた。
これからの3ヶ月間。「ネット広告」、「ネットマーケティング」などを軸とした新会社設立の調査期間として、不眠不休で働くつもりだ。
そうしたことで、このブログは期間限定になりますが、9月末までの日々を記す日記であり、皆さんからの教えを請う場所にしていければ幸いだと考えとります。