10月に入ってだいぶ過ごしやすく感じるようになりました。
しかし巷では、季節の変化で朝晩が涼しいせいか、風邪を引いている方、インフルエンザなどに感染されている方も多いようですね。
薬局やドラッグストアでは咳のお薬が品薄のようで、麦門冬湯はなかなか入って来ないようですから、困っている人も多いのではないでしょうか。
咳の症状にもいくつかタイプがあります。
①風熱タイプ
②風寒タイプ
③陰虚肺燥タイプ
④痰湿タイプ
⑤肝火タイプ
などです。
これらの症状に合わせた生薬や食材などのご紹介は改めて致します。
今回は②の風寒タイプ以外ならだいたいおすすめの薬膳茶で、胖大海(はんだいかい)とびわ葉についてご紹介します。
胖大海:清熱化痰薬として(甘・寒)(帰経:肺・大腸)
潤肺・鎮咳・しわがれ声の改善・お通じ改善・鎮痛・消腫・整腸作用・解熱・喉痛・頭痛など等。
胖大海の見た目は、アーモンドのようなものですが、熱湯に入れてしばらくおいたり、煮詰めたりすると、だんだん膨らんで海藻のもずくのようになります。(それも食べられます)
びわ葉:大薬王樹とも呼ばれています。(平・涼)(帰経:肺・胃)
咳を鎮めて痰を切る作用があり、弱った胃腸に働く作用もあります。
夏バテ・暑気あたりの予防にも。
サポニンが含まれていて
抗酸化作用・免疫力向上・肥満予防・血流改善・肝機能向上など等。
タンニンが含まれていて
美肌効果・下痢の改善・生活習慣病の改善などにも。
良かったら一度お試しください。
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