立春が過ぎても、まだまだ寒い日が続いて体調を崩しやすい時期ですが、皆さん何か良い寒さ対策はしていますか?
暖かいものを飲んだり食べたり・暖かい服を着たり・カイロを身に付けたり、またお風呂でよく温まるなど等、色々されていると思います。
今日ご紹介する体が温まる方法は、体自信を暖かくする方法です。
もちろん体を動かせば体は温まります。
しかし運動する時間がない・場所がない・寒くてやる気になれない・寒くて体が硬くなって動かないなどの理由で、この時期は
運動することがだんだん遠ざかるものです。
今日ご紹介するものは、私が専門としているカンフー(洪家拳)の型の一つで、套路(型)の最初に始めることが多いものです。
一見簡単に出来て、誰でも出来るもので正しくポイントを押えて行えば、すぐに体も温まり・血行も良くなり、自然と姿勢も改善されてくると思います。
では早速ポイントを説明しながらご紹介します。
1.立身中正
足を閉じて両手は脇に置き、肩をリラックスして、顎を引き、胸はやや開くようなイメージで、
お腹はやや引き締めるような感じで立ちます。
2.そのままの姿勢で、握りこぶしを作ります。
3.両手をそのまま真上に引き上げる動作です。
横から見たものです。
両手を引き上げたと同時にお腹をさらに引っ込めて、でっちりにならないように肛門を
締めるように、また一緒に肩が上がらないように、肘が後ろに引く要領です。
もう一つのポイントは、下の写真のように肘が外に向かないように、
肘を両手と同じ幅に平行に肩甲骨と肩甲骨を後ろで引き寄せるようなイメージで
行います。
この状態を保つ事で、肩甲骨周りの筋肉が圧迫されて、
数秒したら一気に両手を真下に下ろします。
そうすると、一気に血流が解放されて、筋肉も柔らかくなり、燃焼しやすいとされている
褐色脂肪細胞が働き始め、身体も温まります。
もちろん普段使われていない筋肉が使われて姿勢改善も期待されますので、体操を始める前やこれだけでもいい気分転換になると思います。
良かったら一度お試しください。
YOUTUBE動画にも掲載しましたのでご参考ください。