東京では、間もなく桜の開花がいつになるか?話題となる時期になりましたね。
今まで寒くて、体を動かすのは億劫な時期が続きましたが、少しづつ春の陽気も続き、体を動かして固まっていた筋肉を柔軟にしていきたいところです。
今日は、このところ来院されている方に、指導していますセルフ体操の一環として、
”巻肩・猫背改善の体操”をご紹介します。
カンフーの中で、私が専門としています洪家拳(洪家拳)の中の型の動作の1つです。
巻肩・猫背改善の人は肩の関節が前方になりがちで、肩甲骨が開いた状態が続き、それが徐々に固まってし姿勢不良
を起こしてしまっています。
その改善策として、肩の関節や肩甲骨を動かしていきたいわけですが、やみくもに回すのではなく日頃使われていない
肩甲骨周りの筋肉を効率よく刺激して、また胸部周りの詰まった筋肉も緩めて広げていきたいわけです。
やり方は簡単ですが、効果的なポイントがありますので注意しながらトライしてみてください。
手のひらを自身に向けてクロスします。腕を内旋させながら頭上に挙げち来ます。
手を頭上に挙げたら、その時手のひらは上に向けて、手のひらは上から外側に向けながら腕を下ろします。
手首が肩関節あたりになった時、手のひらは外に向いています。
顎を引いて、お腹を引っ込めて、骨盤が前傾しすぎないように(でっちりにならないように)、肛門を閉めるようなイメージで行ってみてください。
肩関節・肘・手首が一直線上なるように動作を行うことで、肩甲骨周りの筋肉が刺激されて、特に肩甲骨内側縁の菱形筋などが刺激され
開いていた肩甲骨が締まります。また、猫背によって詰まっていた胸部の大胸筋など引き延ばされて気持ち良いですよ。
最初はゆっくりと正しく行い、徐々に慣れてきたら、腕を5回・10回と回して行ってみてください。
良くありがちな間違えです。関節が硬いと、どうしても肘が後ろに向いてしまいます。
そうなると肩甲骨に刺激が入らず、ただ胸部が開いているストレッチなので、
効果が薄れてもったいないです。
最初は、壁に背を付けて行うと、肘が後ろに行かず、意識しやすいと思います。
すぐに出来なくとも、徐々にやっていくうちに柔軟になっていけると思います。
YOUTUBE動画に掲載しましたのでご参考ください。
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