基本的に、公立だろうと私立だろうと、現役の学生は、予めテキストや問題集を自分から開くよりは、

別の大事な自分の時間に、その時間を使ってしまう事だと思います。でも、ちょっと待って下さい。

受験のパターンを見ていますと、塾などで進度が速いところで、ついて行けなくなる子は、自分自身

から能動的では無く、言われているからやっている受動的な子だと思います。確かに自分の意志で

は無いのに、自分から勉強するなんて嫌な事ですが、そもそも中学までは義務教育ですし、高校も

そのうちに完全義務教育の達成なんて事があるかも知れません。と言う事は、国民の税金を使って

いる訳ですから、子供は最低限勉強をしなければならない義務があるのです。ですので、本人が勉

強しなかろうがしようが、必ず勉強が付きまとってきます。

では、その後ろからついて来る背後霊の様なものに、どの様に対処すれば良いでしょうか。

ずはり、自分からやれば済む訳ですね。もう、後ろからついて来る事もありません。

では、テキストと問題集の見方ですが、後ろからいつも追われている子は、自分が習ったところを

死守するのが精一杯で、そのな習ってないところなんて出来ないと言います。しかし、一歩引いて、

よくよく眺めて見ると、全体像を把握していない事が分かるはずです。まずは、目次を見て、どんな

項目があるか、そして、どの様に分かれているか、良く自分の中で把握をしたら、今度は、それぞれ

の項目を読んで見ます。その時は、まだ解けたり暗記をする必要はありません。ここは簡単だなと

か、難しいかなとか、自分で判断をして行きます。次に、するべき事は、重要な部分にマーカーや

線を引いて行くのです。ここまでやれば、予習は完璧です。後は、実際の授業でやりますので、や

って置く必要性は無く、しかも一回は読んで自分自身でその勉強の構図を描けますので、初めて

やった問題と言う意識は無く、何か知っているなと言う親近感がわきます。それが非常に重要だと

思います。

あなたは、追われるのが好きですか、追いかけるのが好きですか?

それを選ぶのは、あなた自身です。






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