皆さんは、何故難しい問題が解けないか、分かりますでしょうか。勉強を、やってもやっても分から

ない訳では無く、実は、その問題には自分が触ってもいないのです。と言う事は、解らなくて当たり

前だと思います。要するに、勉強をはじめから始め、基礎、標準、応用と進めて行く訳ですが、基礎

の問題多く、そこまでで勉強が終わってしまっていたり、中学からは、国語は、現代文、古文、漢文

に分かれるので、どれかの部分で比率が確保できていなかったり、英語もReaderとGrammerに分か

れ、どちらかの部分が著しく弱いとか、数学も代数と幾何が分かれているので、どこかに敢えてやら

ない部分があったり、理科も物理、化学、地学、生物、社会も日本史、世界史、地理、公民に分かれ

ているので、必ず弱い部分が出てきます。

では、何故弱いのでしょうか。それは、好き嫌いでそれから遠ざかっているからです。勉強に集中し

なければならないのに、その為に集中できておらず、最初から最後まで、まず読む事と理解する事

が出来ていないのです。

計算問題でも、文章を読むのでも、最初は躊躇し、時間が掛かります。しかし、2回、3回と慣れてく

れば、どんどん時間は短縮できるものです。そして、しばらく続けて行くと、100ページぐらいの参考

書でさえ、1時間あれば、内容も理解し、読破出来ます。そして、少し離れて眺めて見て下さい。きっ

と、自分がそれを理解している事に驚くと思います。

とにかく勉強をしなければ追いつかないと現役時は思うでしょうが、もし自分が自分が使う時間を濃

縮出来れば、そんな事は関係無いと思います。要は、逆転は可能だと思います。その逆転は、友達

では無く、学校の試験に対してですから、くれぐれも勘違いはしないで下さい。

将棋が出来ない人にいきなり名人と指せとか、泳げないのにオリンピック選手と一緒に競えとか、普

通に考えて、どんな天才であろうと克服は出来ない事だと思います。要するに、場数を踏まずに、や

っていないか、一度程度の人が立ち向かえるものではありません。難しい問題は、その様なもので

良い解答、解説が無く、問題だけを見て、わからないまま、そのまま放置して置く事が、問題を解け

ない一番の原因です。取り敢えずは、解説を読み、その解き方を知る、覚える、類似問題を探して

解くと言う、一連のパターンが定着する事により、自分が難しい問題を解けてしまうものなのです。

同じ問題では無いだろうと思いますが、全ての科目の問題は、共通項があります。その一つ一つを

基礎から応用まで目を通すし、完成する事によって、解けない問題はありません。

難しい問題が解けないのは、要するに手を付けていないからか、読んで理解していないかにあると

思います。






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