7月2日(火)ハレ

 

田植えのために入水してから33日がたった。

田んぼを歩くとプクプクとあぶくが湧いてくる。

少しイオウの臭いがする。

大好きな万座温泉の臭いと似ていて、個人的には嫌いでない。

ガスの正体は硫化水素。

稲の根っこに悪さをして、放っておくと生育の停滞を招く。

 

そこで、いくつかの田んぼで夜干しをすることにした。

3時頃に田んぼの水尻をあけ、夜の間に水を抜く。

翌朝、田んぼに行ってみると、そこはシラサギの楽園。

 

 

田んぼに残った水たまりに、いろんな生きものが大集合。

それをシラサギが次々についばんでいく。

その速さと言ったら!

 

水たまりを覗いてみると、

トウキョウダルマガエル(?)のオタマと何かの幼虫

 

コシマゲンゴロウ

 

田んぼ土と同化する赤とんぼ(?)のヤゴ

 

オイカワの赤ちゃん?

 

何者かを確かめるために家で飼ってみることにしました

 

イトミミズ

ちょっと気持ち悪いけど、フワトロ層を量産してくれるらしい

 

そして今年も来てくれました!

ホウネンエビ(豊年海老)

英語名はfairy shrimp(妖精のようなエビ)

よーく見ると、お腹にはたくさんの卵が。

これから1年、うちの田んぼでゆっくり眠って、

来年、また姿を見せてくださいな。