【ナチュラル・ウーマン】 (2018年)
監督 セバスティアン・レリオ 出演 ダニエラ・ベガ
ウェイトレスをしながらナイトクラブのシンガーとして歌うトランスジェンダーのマリーナは、歳の離れた恋人オルランドと暮らしていた。しかし、オランドは自身の誕生日の夜、自宅のベッドで意識が薄れたまま亡くなってしまう。最愛のオルランドの死により思いがけないトラブルに巻き込まれ、容赦ない差別や偏見を受けるマリーナは、女性として生きていく権利を胸に前を向いて歩くことを決意する。
アカデミー賞受賞作品。チリが舞台のLGBTドラマ。
ラブラブだったマリーナと彼。
ところが、彼が亡くなってしまったばっかりに・・
歳の差と言っても50代後半だったよ。
2人は同棲していたし事実婚みたいなもんでしょう。
なのに、彼の元嫁から葬式に出るなと。
親戚から浴びせられる暴言があまりに酷くて。
見てるのが辛かった。😢
それでも背筋を伸ばして堂々と
逆境に立ち向かうマリーナの姿には心打たれるものが
ありました。マリーナ役の俳優自身も
トランスジェンダーだそうで。だろうと思った!!
あんまり書いてしまうとネタバレになりそうですが・・
亡くなったオランドは火葬だったのですけどね。
その時に気付いた事があったの。チリって火葬なん?
後で調べたみたら、
チリの火葬はたった2割で、ほぼ土葬らしい。
日本は葬儀後に火葬場で故人を見送って、
その後、お骨拾いするでしょう。
チリでは火葬の場合は、業者が勝手に火葬して
遺灰は翌日に遺族に手渡されるそうです。
この映画の場合は、火葬で良かったーー!!
と思ったのでした。。
どうでもいい話ですが、ちなみに
私の田舎は平成まで土葬の風習が残っていました。
うちの場合、23年前に亡くなった祖父まで土葬でした。
5年前亡くなった祖母は火葬でしたけども。
子供の頃、母屋の葬式では桶型の棺(座棺)だった事を
よく覚えています。この話をすると江戸時代か!!と
驚かれます。。
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