監督 マッテオ・ガローネ 出演 ロベルト・ベニーニ フェデリコ・エラピ
貧しい木工職人のジェペット爺さんが丸太から作った人形が、
命を吹き込まれたようにしゃべり始める。ピノッキオと名付けられた、
そのやんちゃな人形は、ジェペットのもとを飛び出し、
えいが導かれるように森の奥深くへと分け入っていく。「人間になりたい」と
願うピノッキオは、道中で出会ったターコイズブルーの髪を持つ
心優しい妖精の言いつけも、おしゃべりコオロギの忠告にも耳を貸さず、
ひたすら命がけの冒険を続けるが……。
これ観たかったのです。huluにいつの間にかあがってた!
ロバート・ゼメキス監督のポップな現代版「ピノキオ」より、
こちらの方がピノキオらしいと思いました。
子供心に怖いイメージを持っていたピノキオ。そのものだった!!
原作に寄せてますね。村の雰囲気とか薄暗く気味悪い感じが良い。
木工職人のジェペット爺さん、貧相な感じがロベルト・ベニーニぴったり(笑)
爺さんがピノキオ製作中は、木の香りが漂ってきたような錯覚さえ起きた。
完成したピノキオも人間っぽくリアルで不気味。
登場するキャラクター達も存在感ありあり
ネコとキツネはいかにも腹グロそうだし、カタツムリのオバサンは
背負った巨大な殻とヌメ~っとした動きがツボだったなぁ。
マグロはベチャっとした皮膚感の珍妙な人面魚(笑)
衣装デザイン、メイクアップでアカデミー賞ノミネートされてたらしく
納得の作品でした。キャラクター見てるだけでも楽しかったです。
今日もご覧頂きありがとうございます