四阿山山頂(2,354m)から見る、根子岳山頂(2,207m)

四阿山の北西斜面を約300m下り、鞍部(”大すき間”と呼ばれる)(2,039m)に出て、
根子岳の南東面を山頂に向かって170m登り返す。
という行程となる
四阿山山頂 ⇒ 大すき間(鞍部):300mの急下り
例の残雪状態の急傾斜面を一気に下る。(念のため、時間短縮も図るためアイゼンを装着)
お陰様で、天気は快晴、稜線で少しの北風があるが、危険な状態ではない。
ガスもかかっておらず、道に迷うこともない。
単独行でも、楽しい、素晴らしい山行であった。
(紅葉の季節と花の季節の四阿山も良いが、残雪の四阿山も”最高で〜す”)
根子岳分岐から、北西斜面を下る。木々の密度の少ない急斜面。
根子岳分岐から、北西斜面を下る。木々の密度の少ない急斜面。

途中からは、赤のビニ-ル紐も不明確の中で、踏み跡を頼りに方向を間違わないように力任せに下った。(恐らく、正規の登山ル-トを外してしまったようだ)
途中の景色を撮る状態ではなかった。(撮るほどの景色ではないし、)
鞍部にて、四阿山を見上げる
鞍部は、笹原?(四阿山側は残雪で、状況が判らなかったが、鞍部から根子岳側は笹原)
下からの写真では、高度感が少ないが、見た目で迫力満点。
残雪の中を歩くと、息切れ状態
(根子岳経由のル-トを選択しなくて、ラッキー)
残雪の中を歩くと、息切れ状態
さて、この根子岳の登りをどうするか?
根子岳山頂から単独行の方が、ストックを使って雪原を下ってきたが、
踏み跡を見ると多くの人が通過した様子はない。

斜面下部では、笹原内の登山道がハッキリしていたので、登山道を通る。
傾斜が急になった段階で、雪原に挑戦。
ヒ-ヒー言いながら、雪原上部まで辿り着いた
ヒ-ヒー言いながら、雪原上部まで辿り着いた

上を見ると、まだ山頂ではなさそう
大分上がって来たなあ

この斜面で、数名の学生さん?が指導者と一緒に『滑落停止訓練』遣っていた。
根子岳山頂付近の岩場にかかり始めました。
最初の岩場に登り、そこから写真を
流石、高低差を思い出しますね
流石、高低差を思い出しますね

このようないくつかの岩場を巻きながら、徐々に山頂に近づく。


この間に、一か所、岩がオ-バーハング気味の部分を巻きながら登る部分は、
残雪が氷結していることもあり、通過時緊張した。
訓練していたグル-プの指導者は、フィックスロ-プを張っていた。
(通過してから、「写真に撮っときたかったな」。
訓練していたグル-プの指導者は、フィックスロ-プを張っていた。
(通過してから、「写真に撮っときたかったな」。
すみません、手遅れで撮れませんでした。通過してからでは、写せません)
訓練を遣っていたグル-プが戻ってくる。

山頂の道標。
山頂は、大きな広場です。

根子岳山頂の祠
鐘が有ります。
鐘が有ります。


「無事に有難うございました」
祠越しに、四阿山山頂を望む
祠越しに、四阿山山頂を望む

鐘越しに見る、戸隠・苗場方面

『この2枚、良い感じですよね
下山開始時に、山頂を望む。広いです。
十数人が射ましたね

さあ、予定外に時間がかかったけど、下山スタートです。

単純な下り。南面のため、雪解けで田圃?
根子岳かr登ったら、最悪だったかな?(朝、大半の人が根子岳に向かったけど)
根子岳かr登ったら、最悪だったかな?(朝、大半の人が根子岳に向かったけど)
ほぼ下り切って、東屋付近で頂上方向を撮る。

下を見ると、朝の駐車場


帰宅後、今回の連休中の山の事故をニュ-スで聞いた。
亀楽は、単独山行のケ-スも多い。
今回の山行(一日目)は天候、風・気温、ガス、等の自然条件はラッキ-だった。
残雪も、新雪に近い状態で、アイスバーンにはなっていなかった。
ガスが出て視界が悪い場合には、
「現在地点」の確認、進行方向の地図・コンパスでの確認
(登山道の確認をせずに、がむしゃらに進行?・・・・注意しないと駄目ですね)
風への装備確認
アイスバーン状態の時の、アイゼンの強化?
部分的に出てくる危険な岩場通過への対応
二日目の「浅間山(日本百名山:2,568m)山行」を投稿予定です。