数年前から山歩きを復活して、今年は、南アルプスを少し登り始めました。
3,000m級にも登り始め、富士山・北岳も比較的に好天に恵まれて登頂を実現しました。
北岳は、8月上旬であったので、まだ高山植物の季節で多くの花々に接することが出来ました。
今年の集大成として、前々から計画していた『南八ヶ岳縦走(硫黄岳〜横岳〜赤岳)』に出かけてきました。
① 横岳を含めた縦走
② 尾根での日の出撮影、赤岳からの富士山撮影
③ 時期的には、少し早い”紅葉”の様子見
が目的。
容量2MBのため、横岳〜赤岳〜下山はNo.2へ。日の出・山容・富士山は、No.3へ
八ヶ岳行の夜行バスで、美濃戸口へ5時前に到着。中型バスは、老若男女で満席。
到着地の八ヶ岳山荘のロビ-は、登山客でごった返す状況。前週三連休は台風であったため、
21日からの三連休は、どこの山も渋滞の可能性大。
準備出来次第、出発

今日は、美濃戸〜赤岳鉱泉〜赤岩の頭〜硫黄岳山頂〜硫黄岳山荘

いよいよ、林道を1H。

美濃戸の赤岳山荘までの林道は、上の駐車場へ向かう車がひっきりなし。


美濃戸山荘で、友人が入れてくれたコ-ヒーを飲みながら、朝食をとり、最後の準備。(7:30)
天気は快晴。

いよいよ、樹林帯での登山開始。比較的に歩きやすいい北沢を登る。

鬱蒼とし、苔むした樹林帯の木漏れ日の中、着実に高度を上げた。

約2時間掛けると、目の前が開け、赤岳鉱泉に到着。
これから上る尾根が見え始めた。カラフルなテントも数多く張られていた。

赤岳鉱泉の正面口。有名な山荘だけに、大きくて、綺麗な山小屋であった。食事も美味しいと言う。


山小屋からは、赤岳も見える。

登山道沿いに、スギコケ。

”赤岩の頭”への登山中の樹間で見る、左側:横岳、右のピ-クが赤岳。厳しい岩場の様子が感じられる。

左側が、硫黄岳山頂、右に向かって横岳。硫黄岳尾根筋の独特な岩構造が見える。

樹林帯を抜けると、赤岩の頭の道標。見事な青空。

赤岩の頭から、望遠レンズで撮影した”赤岳”
明日下山する、文三郎尾根・手前の地蔵尾根の地形が見える。

”赤岩の頭”から望む”硫黄岳山頂”。火山だけに、赤色・白色の岩・砂。
頂上付近は、ガレ場で、傾斜もあり、最後の20分の登りに少し緊張。
山ガ-ルさん、『お疲れ様です!』

硫黄岳頂上道標側から、赤岩の頭からの登山道を見る。

写真左から、険しい岩の横岳、一番高く見える真ん中の赤岳、右のピ-クが登りたかった阿弥陀岳。

硫黄岳山頂の道標。山頂は、非常に広いガレ場。


山頂から、東(南東)側を見る。噴火口側。山頂部は、崩落の危険から、東側はロ-プ規制。

山頂から、東(北東)側を見る。噴火口側。
夏沢峠からの登山道取次点。奥に天狗岳方面が見える。

硫黄岳山頂から南に下り、硫黄岳山荘・台座の頭、横岳山頂の岩場、後方に雲がかかった赤岳を見る。

真ん中に見える屋根が、本日泊まる”硫黄岳山荘”



受付を済ませて、案内されたベッド。一番最初の予約だったそうで、2Fの東端No.1〜。
布団1枚に2〜3名。男子側は超満員(今年最高の収容人員とのこと)
2Fの男子側は2段ベッド。
2Fの男子側は2段ベッド。


登山道から見る西側(雲で日の入りの撮影は諦めた)。風も強いし、流石、気温も下がっている。

朝食が早く取れ、出発できれば、この山頂で”日の出撮影”

硫黄岳山荘の夕食。水場が遠い割には、お茶も自由。
今日は、夕食時に、テノ-ル歌手がイタリア曲を一曲サービス!!。お名前は?

8:00の消灯。眠れるかな?
外は寒いが、山荘内は人いきれでムシムシ。
歯を洗って、トイレしてベッドへ。朝食は、4:30の一番口。
朝食完了後、日の出撮影のために5時前後に、単独出発を仲間と調整。
夜行バスの疲れもあって、いびき等あれど、それなりに眠れたようだ。 おやすみなさい!