台東区の神林音楽教室、

主宰・声楽講師の藤永和望です炎



私の7月は修行月間です炎


8~9月の本番に向けて

暗譜しながら声のブラッシュアップと、

新しいレパートリーとなりそうな曲に

チャレンジもしていく予定です流れ星


先日の本番で改めて痛感したことですが、

息を増やしすぎて

いわゆる押した声になると、

音色が美しくないだけでなく

音程が広くなって曖昧にアセアセ


この息の量のコントロールが

非常に非常に難しいゲッソリ


体の中にはしっかりと空気があって、

常に下っ腹から

圧をかけ続けないといけないけれど、

その押された空気のうち

声帯を通るのは

声帯原音を出している時と

同じだけの極少ない量物申す


声帯原音というのは

声帯の振動によって出る音で、

小さいうがいの音のような

小さい泡が出る音のようなのが

喉の奥から聞こえます。


この極軽い力のみで声帯を振動させて、

空気は声帯より下のところに

下っ腹から圧をかけて

溜めておくことが大切です。


声帯より上に行く空気は

声帯原音を出すのに必要な分のみ。

相当少ないです驚き


えー⁉️そんなこと可能⁉️

と、やったことない方は思いますよねアセアセ


支えること

イコール

息を強く押すこと

と思っている人は

結構いるんじゃないでしょうか?


そんな方は

下っ腹から圧をかけたら

息が声帯より上に

たくさん出ちゃうじゃないかと

思われると思います。


では、試しに

息をたくさん吸って、

口を開けたまま息を止めて、

下っ腹を引いていってみてください。


どうでしょう?

口から息を漏らさずに下っ腹を引くと

みぞおちあたりが膨らんで、

体内の空気に圧がかかっている感覚が

わかるかと思います。


この圧がかかった状態をキープしつつ

普通にしゃべるような感じで

ご自分の名前を発音してみてください。


その感覚が歌う時の支えに

かなり近いです。


深く吸った体内の空気に

圧をかけ続けるけれども、

出す息は必要最小限で

声帯は普通にしゃべる時と同じか

それより軽い力でしか閉じません。


これを逆に

ものすごく息をたくさん声帯より上に送ると、

その息に負けないように

大変な力を使って

声帯を閉じなければいけなくなります筋肉


これではあっという間に

喉が疲れてしまうか、

音程のコントロールが難しくなって

ピッチが低くなるか、

大きなコントロールされないビブラートで

揺れ揺れの声になるか、

多すぎる息に声帯が耐えられなくなって

声がひっくり返ってしまうか、

それらの全部になるか…ネガティブ


歌うためには

呼吸のコントロールが

なにより大事と言われるけれど、

そのコントロールの仕方は

思っている以上に難しいです不安


だから、どんな時でも忘れずに

引き続けられる腹筋が必要です指差し


またそれ⁉️と思われるかもしれませんが、

ある程度の腹筋がないと

支え続けることを忘れる瞬間が

ワンフレーズに2-3回は起きる物申す

といっても過言ではないと思います笑

大袈裟ではないです爆笑


生徒さんたちの中でも

腹筋を頑張ってくださっている方は

明らかに私から支えの注意をされる回数が

減ってきていますキメてるキラキラホントダヨ


もちろん腹筋をしなかったとしても

歌の練習の中だけで

正しい支えを獲得することは

まったくもって可能だと思いますが、

腹筋した方が獲得が早いし簡単です笑


私は運動が大っ嫌いだけど、

こんなに支えやすくなるんだったら

さっさと腹筋しとけばよかったよっ…と

52歳にして思いました泣き笑い


腹筋鍛えると

声も硬くなるとか聞くけど…

というご心配は

ご無用です!


それは支え方が間違っているだけです…アセアセ

支え方を正しく教わってください指差し


腰が悪いので

腹筋できませんという方も

大丈夫です!


起き上がらずに

頭を持ち上げて

ヘソを見るぐらいの腹筋でもいいです!

また水泳なんかもいいと思いますイルカ


本番がひとつ終わって

二日間すっかり腹筋をさぼっていた私ですが、

修行月間であるということを公言したので

またちゃんと腹筋しまーすダッシュ


私と一緒に是非頑張りましょうラブラブ





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