台東区の神林音楽教室、

主宰・声楽講師の藤永和望です筋肉



支えの自動化のために

腹筋をゆるーく続けています指差し


足先を押さえてないと

起き上がれないので、

ソファの下に足先を入れて固定して

ワンセット25回起き上がるのを

最低1日1回、

できれば1日4回炎


ワンセットやるのに

1分もかからないので、

「ソファを見たら腹筋と思え!」

と自分に言い聞かせてます笑


アスリートのような

バキバキに割れた腹筋は必要なく、

支えるのを忘れずに継続できるだけの

そこそこの筋力があればいいので、

なんだったら1日ワンセットでも

ゆるーく続けられたらいいのかも。


でも、今月末には

ひとつも発声的に間違えられない曲を

歌わなければならないので、

腹筋多めで頑張ります泣き笑い



歌う時に使うのは

いわゆる下っ腹という部分。


修士の時についていた

イタリア系アメリカ人の先生は

私が支えを忘れる度に

“Staatsoper(シュターツオーパー)!!”と叫んで

ニヤッとしていましたキメてる


下っ腹

したっぱら

しゅたっぱら

しゅたーっぱら

しゅたーっぱー

しゅたーつぱー

しゅたーつぉーぱー

シュターツオーパー


爆笑爆笑爆笑爆笑爆笑


支えのことを考える度に

シュターツオーパーを

いまだに思い出しています笑



息を吸ったら、

肋骨やみぞおちが広がると共に

ウエストの後ろ、背中の下のあたりも

ふわーっと広げて、

肩は上がらないようにします。


胴体が広がったのをキープしたまま

下っ腹を少し引いて

体内の空気に圧をかけます。


ここまでが声を出す前までの準備指差し


声を出し続ける限り

体内の空気に圧をかけ続けるので、

下っ腹を引き続けることになります。


息をたくさん吐くために支えるのではなく、

体内の空気に圧をかけるために

支えるイメージです。


声帯から口腔内に出ていく空気は

しゃべる時と同じ量しか出しません。


下っ腹から圧をかけるからといって

声帯から上に出る息の量を増やしたら、

それはただ単に息漏れの声になります。


息漏れさせないために

声帯を力で閉じたとしても、

それはいわゆる押した声になり

音色が美しくなくなるし

音程が低くなったり

喉が疲れたりします。


歌う時に息はもちろん吐いていますが、

感覚としては

むしろ息は声帯のところで

止まっているように感じるかもしれません。

なぜなら、普通にしゃべっている時に

息を吐いている感覚は

そんなにありませんよね?


声帯を通る息は

しゃべっている時と変わらないけれど、

体内には圧のかかった空気が

たまっている状態が必要です。


この圧をコントロールするのが

下っ腹=腹筋なので、

なんにも考えなくても

常に働いてくれる筋力、

支えの自動化が必要!

ということになります指差し


ちなみに

やっているつもりでも、

ついつい忘れられるのが支えですアセアセ


高い音だけでなく低い音も、

長い音だけでなく短い音も、

上行音形だけでなく下行音形も、

常に常に支えが必要ですダッシュ



支えるために

ものすごく強い力は必要ないけれど、

歌う限り支えなければならないので

継続力が必要となります。


なので、やはり腹筋は

健康に歌い続けるためには

ある程度は鍛えておかないといけない、

ということになります指差し


Let's 腹筋炎

Let's シュターツオーパー笑






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