星座を形作る星は太陽と同じように自ら輝いている星で、恒星という種類

の天体です。

恒星の中には何らかの原因で明るさが変わる変光星というものがあります。

中でも有名なくじら座のミラ(不思議なという意味)は、星自体が膨らんだり

縮んだりすることによって、約330日をかけて明るくなったり暗くなったりを

繰り返します。

明るくなった時には2等星ほど、暗くなった時には10等星ほどですので、

時期によっては肉眼ではっきり見えていたり、全く見えなかったりします。

2026年の中でミラが最も明るくなるのは1月24日頃(と12月頃)と予測

されていますので、ちょうど今が一番明るいタイミングです。

1月24日の午後8時頃であれば、南西の空、高度約45°に位置しています。

秋の星座の見つけ方も参考にして探してみてはいかがでしょうか。

もしかすると、クリスマスツリーのてっぺんに飾る星の謎をミラがにぎって

いるかもしれませんので、見つけられるようになるとより星空を楽しめる

ようになりますよ。

また、周期を考えると、今年は12月頃にも再び極大を迎えそうです。



お化けくじらの前足の付け根がミラです。

 

 

「スター・ウィーク~星空に親しむ週間~」で2026年のキャッチコピーを募集して

います。

「スター・ウィーク」キャンペーンでは、毎年8月1日~7日を中心に全国各地で

星空に親しむイベントが行われています。子供から大人まで幅広く星空に親しんで

もらおうという想いから1995年に始まったもので、今年で31回目を迎えます。

キャンペーンのキャッチコピーは毎年公募されていて、採用されると公式ホーム

ページやポスターなどでPRに使用されます。2025年のキャッチコピーのイメージ

(期間中の星空)は、
 (1)月の変化:8月6日が半月(下弦)。だんだんと月が昇ってくる時刻が

        遅くなり、星を観察しやすくなっていきます。
 (2)惑星:金星が夕方西の低空で見られます。真夜中前には土星が東の空

      に昇ってきます。

です。

興味のある方は、たくさんの人が思わず星空を見上げてみたくなるような、

楽しく親しみのもてるキャッチコピーを考えてみてください。

締め切りは2月28日(土)

詳しくはこちらへ


<参考> 過去のキャッチコピー例(公募作品)

  2025年 『星空の めぐすり一滴 あなたにも』    応募総数 459件
  2024年 『だって星が綺麗だから』          応募総数 535件
  2023年 『この星空、ひとりで見るにはもったいない。』応募総数 783件
  2022年 『あなたと同じ星が見えたら、しあわせ』   応募総数 704件
  2021年 『星空と、夜更かししよう』         応募総数 749件
  2020年 『100点満天の夏休み』            応募総数 695件
  2019年 『好きな星を 見つけませんか』       応募総数 1,011件
  2018年 『火星がぼくらに会いにくる』        応募総数 1,361件
  2017年 『お月さま 七変化』            応募総数 927件
  2016年 『夜空のわくわくをキミと』         応募総数 696件
  2015年 『ほしぞらなないろスター・ウィーク』    応募総数 1,124件
  2014年 『星でハートをつなぐ夏』          応募総数 1,058件
  2013年 『一夜 一夜 に星見頃』          応募総数 1,413件

  2012年 『七日間 心うるおう 星月夜』       応募総数 852件

 

 

1月23日(金)の夜に空の中で月と土星が接近します。

今回は19時00分頃で考えると約3.7°の距離に近付いていますので、肉眼や

双眼鏡を使って、月と土星が接近している様子を観察してみましょう。

手をのばしてみた時の指の幅が約1°ですので、指3~4本分くらいです。

現在、土星は1等なので、月との明るさの差はそれなりに大きいです。
19時頃ならば、西南西の空、高度30°あたりに見えます。
星座でいえば、うお座の方向です。

ぜひ観察にチャレンジしてみてください。

 

 

 

季節の星座を見つけるコツは?

それは目印を覚えることです。
季節ごとに1つずつ目印があるので、それを見つけて、そこから辿っていけば、
他の星座たちを見つけていくことができます。

冬の星座を見つけるための目印は「オリオン座」です。

冬の夜9時頃、南の空に見えます。オリオン座は狩人オリオンのベルトの部分に

ある3つの星が特徴的です。オリオンの右肩にはベテルギウスという赤い1等星

が、左足にはリゲルという1等星が光っています。

オリオンの東、少し南に下がったところには圧倒的に明るく輝く星があります。

この白い星はおおいぬ座のシリウスという星です。星座を形作っている星の中で

最も明るい星(-1.5等星)です。

ベテルギウスとシリウスが見つかったら、もう1つ星を結んで三角形を作って

みましょう。これが「冬の大三角」です。

最後に足した白い星はこいぬ座のプロキオンです。

次に、ベテルギウスを中心に、ぐるりと明るい星を辿っていきましょう。

オリオン座の向かい側にはおうし座のアルデバランという赤っぽい星があり、

おうしの背中にはすばるというごちゃごちゃっと星が集まった部分があります。

おうしの角の先から星が五角形に並んでいるのはぎょしゃ座です。ここには

黄色い星カペラが光っています。ぎょしゃ座の東側を見ると2つの星が仲良く

並んでいます。黄色い方がふたご座の弟である1等星のポルックスです。

シリウス→リゲル→アルデバラン→カペラ→ポルックス→プロキオンを結んで

いくと大きな六角形ができます。これを「冬のダイヤモンド」と呼んでいます。

この他、うさぎ座、きりん座、いっかくじゅう座などがあります。

冬の夜空には、カノープスという明るい星が見えることがあります。
とても低いところにあるので、めったに見えるチャンスがなく、昔からこの星を

見ると長寿になれると信じられています。

また、オリオン座には“オリオン星雲(Orion nebula)”というモヤッとした雲の

ようなものが見えます。ここは星が誕生している現場です。おうし座の背中あたり

には“すばる(Pleiades)”という星の集まりも見えますよ。



冬の星空の目印
 

 

冬は明るい星や形の分かりやすい星座が多く夜空がとても賑やかな季節です。
ぜひ、この機会に美しい天体たちを眺めてみてください。

ただし、冬の夜はかなり冷え込みますので、これでもかというくらい防寒対策

をして観察に臨んだ方が、しっかりと楽しめると思います。

季節ごとに季節の星座を見つけるための目印があるので、それを覚えておけば、

そこから他の星座へ辿っていくことができます。

2026年は1月11日(日)が下弦の月、1月19日(月)が新月ですので、今が

ちょうど月明かりに邪魔をされずに、冬の星空を眺めることができる時期に

入っています。

まずは、方角を確認し、こちらを参考にしながら、ぜひ冬の星座を探してみて

ください。



冬の星座たち