星空を散歩する時に、まずやることは方角を確認することです。

では、次にやることは何でしょうか?
それは、体を南に向けることです。

季節の星座という言葉がありますね。これは「その季節の夜8時頃に南の空に
見える星座」のことを指しています。といっても、かなり広い範囲に広がって
いますし、ある日突然、季節の星座が変わるわけではないので、およそ夜8時、
およそ南ということです。

ですから、南を中心に星座を探せば、比較的見つけやすい、有名な星座たちを
眺めることができます。

今の季節なら、夜8時に南の空を見れば、春の星座たちが輝いているということ
になります。(最近は夜8時はまだ空が暗くなりきっていないので、夜9時頃が
おすすめです。)
南に春の星座、西に冬の星座、東に夏の星座という具合です。

方角を確認して星空散歩の準備を整えたら、季節の星座を探してみましょう。

季節ごとに季節の星座を見つける目印があるので、目印を見つけて、そこから
辿っていけば、たくさんの星座を見つけていくことができます。

春の星座を見つけるための目印は「北斗七星」です。
北斗七星とは「北の空にある柄杓の形をした七つの星」という意味です。

北斗七星をスプーン(ひしゃく)の形に見た時の柄の部分のカーブを延ばして
いくと、うしかい座のアークトゥールスというオレンジ色をした1等星に辿り
着きます。さらに延ばしていくと、青っぽい色をしたおとめ座のスピカ、
もっと延ばすといびつな四角形のからす座に行きつきます。

これで3つの春の星座が見つかります。

この北斗七星の柄を延ばした線を「春の大曲線」といいます。

次に、アークトゥールス、スピカ、デネボラ(しし座)を結んで「春の大三角」、
春の大三角にコル・カロリ(りょうけん座)を足して「春のダイヤモンド」を
作ります。

これで主な春の星座が見つかります。

今が星空散歩にはよいタイミングです。
ぜひ、探してみてください。


 

春の星座の見つけかた

 

 

 

春の星座たちがそろそろ見ごろを迎えます。

5月10日(日)が下弦の月、17月(日)が新月となるので、今が星空を
観察するのには絶好のチャンスです。

季節の星座とは夜8時~夜9時頃にほぼ南に見えるものが、その季節の

星座なので、この時季に夜8時頃、南の空を眺めていただければ、春の

星座たちが見えます。

ただし、この時季は空が暗くなる時間が遅いため、夜8時を過ぎてから

観察したほうが、暗い星まで良く見えると思います。

季節ごとに季節の星座を見つけるための目印があるので、それを覚えて
おけば、そこから他の星座へ辿っていくことができます。
春の星座を見つけるための目印は「北斗七星」です。

ぜひ春の星座を探してみてください。

 

 

春の星座たち(5月上旬の夜9時頃)

 

 

 

5月8日(金)~17日(日)までGLOBE at Night というキャンペーンが
行われています。

これは光害(ひかりがい) の問題を啓発する活動の一環で、決められた

日時に夜空を観察し、星の見え方をインターネットで報告するものです。

光害とは無駄・過剰な人工光によって、星が見えにくくなってしまうことや

エネルギーの浪費、生態系への悪影響、人々の生活・健康への悪影響が発生

してしまう問題です。

用意された観察シートに記入するだけなので、誰でも簡単に参加することが

できますので、ぜひ、自分たちが住んでいる街の環境をチェックしてみて

ください。これから2週間ほどは月明かりにほとんど邪魔されずに観察が

できますので、今がチャンスです。

ちなみに、今回はしし座/うしかい座が対象です。

詳しくはこちらへ

近年は人工の光(看板や外灯、ネオンサイン等)が空に漏れているせいで、

星が見えにくくなっています。空に無駄な光が漏れているわけですから、

エネルギーも無駄になっています。光害の問題が解決できれば、美しい星空

を守れるだけでなく、エネルギー問題や温暖化問題の解決にも役立つかも

しれません。

「電気をつけるな!」とはもちろん言いません(言えません)が、みなさんも、

ぜひ光害を減らす工夫をしてみてください。

 

 

この1週間ほどは夜に国際宇宙ステーション(ISS)を見るチャンスです。

(明け方にも見える期間です。)

確認しやすい日時を以下に挙げておきますので、ぜひISSの観察にチャレンジ
してみてください。(高度20°以上のものを挙げていますので、これよりも低い
高度での通過であれば、他にいくつもあります。)

見え方は、点滅しない明るい点が空の中を移動していきます。

広島での予報(05月06日~05月13日)は以下のとおりです。
※軌道の関係で多少変わる可能性もあります。

--------------------------------------------------------------

5月7日

 時間 : 20時54分~20時57分 

 方角 : 西北西

 高度 : 10°~55°

--------------------------------------------------------------

5月8日

 時間 : 20時07分~20時13分

 方角 : 南西~南東~北東

 高度 : 10°~68°~10°

-------------------------------------------------------------

5月9日

 時間 : 20時57分~21時02分 

 方角 : 西~北北西~北北東

 高度 : 10°~21°~10°

-------------------------------------------------------------

5月10日

 時間 : 20時08分~20時15分 

 方角 : 西南西~北西~北北東

 高度 : 10°~33°~10°

--------------------------------------------------------------
 

5月13日

 時間 : 19時23分~19時28分 

 方角 : 西~北北西~北北東

 高度 : 10°~21°~10°

--------------------------------------------------------------
 

 

2020年12月に小惑星リュウグウの欠片を地球へと届けてくれた小惑星探査機

「はやぶさ2」。現在は拡張ミッション「はやぶさ2#」のターゲットである

小惑星トリフネに向かっており、今年の7月5日にフライバイ探査を実施する

予定です。

 

今、このフライバイ探査を記念して、「ミリオンキャンペーン2♯」(2回目)

が行われています。参加者には、ミッション乗車券の「探査18きっぷ」に、

フライバイの日付などが入ったスタンプがもらえます。興味のある方はぜひ

参加して、「はやぶさ2」に応援メッセージを送ってみてください。


ちなみに、「Torifune(トリフネ)」という名称は日本神話に登場する天鳥船神

(あめのとりふねのかみ)、天鳥船(あめのとりふね)にちなんで名付けられた

ものです。

詳しくはこちらへ