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原子からのシャープな鋭い輝線の発光をトライアングルの音(単体の楽器)だとすると、葉緑素その他の色素、βカロチンやらアントシアニンやらリコピンのような沢山の原子が連なった分子化合物からの発光はオーケストラの演奏のように無限に近い組み合わせがある。温度や密度によっても振動モードは変化するので複雑に入り組んで区別が難しい、、、つまり、タダでさえ専門外なのでこれ以上の解析は断念するための言い訳。 とは言え、トマトや苺などを赤く見せる色素(リコペンやアントシアニン)はつまり青や緑(400-600nm)を強く吸収している事がわかる。バナナの黄色はカルテノイド類の吸収で青から僅かに緑まで(400-500nm)を吸収するので赤では無く黄色くみえる。また、バナナでは果肉にはないクロロフィルの吸収が皮(外側)にあるのが見て取れる。梅干しの赤は梅では無くシソの色素で、アントシアニンやアロテノイド類のような600nm以下でシャープな吸収ではなく赤外線(700nm以降)に向かってなだらか。原因物質はわからないが、シソ特有の深みのある赤はこのスペクトルによるものと考えられる。 もっと勉強して深掘りすると面白いかも知れないが、キリが無いのでこれで打ち止め。

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