長野県の外国人労働者は2025年で4万5000人。
この10年間で2倍に増加している。
野沢温泉村では435人の外国人が住民登録。
空き家を使ったカフェや、小さなホテルを経営したりしている。
レタスの産地で有名な川上村は日本でも有数の豊かな村と言われているが、
村内の農家の9割が外国人労働者を受け入れているという。
実習生がいなければ、豊かな村を継続できないのだ。
上田市を中心にした製造業でも、外国人が働いている。
外国人労働者は、全国でも10都道府県で2倍以上に増加した。
熊本県は3倍以上に膨らんだ。
北海道、沖縄なども、半導体産業を支える労働者が必要。
介護人材は、2022年のデータで4万9000人の外国人が働いてる。
外国人がいなければ、介護事業所も人材不足による倒産が出るだろうと言われている。


鎌田の書斎。本に囲まれながら、月10本ほどの連載を書き、年7~8冊の原稿に向き合っている
外国人が土地やマンション、ホテルを買うことに関しては制限を加えたほうがいいが、農業や介護といった人手不足の業界を支えるには、当面、外国人の力を借りざるを得ないのが現状だ。
日本の若者のレストランやカフェの経営、さまざまな起業に対して支援あるなど、まず日本人の生活を守ることを優先しながら、
外国人労働者とほどほどの共生をどう図るか、が大事なところだ。