クロスバイクをロードバイクに寄せていく上で必要なのが、まずハンドル周りだと思いますが次に必要になってくるのはフォークだと思います。

太めのタイヤは系も大きくなるためフォークの肩下が長く、その分姿勢もアップライトにヘッドチューブの角度も浅くなります。

短いフォークに交換することで、姿勢もロードバイクに近くなり、キャスター角が立つことでハンドリングもクイックになるはずです。

プレスポでもクロモリフォークからシクロクロスバイク用のカーボンフォークに変えていました。ジェッターでも変えてみます。

 

カーボンフォークへ交換

せっかく変えるのであれば、カーボンフォークにしたいところ。

条件としては、

・コラム径が28.6mm

・テーパード

・できたらVブレーキ対応、だめならキャリパーブレーキ

・肩下が370mm以下

・それなりに安価


ハンドルやシートポストなど安価で品質の高い中国製カーボンパーツが増えて、自転車をいじりたい人間にとってはとても嬉しい状況ですが、ことフォークとなるとどうも良いものが見つからない。

工作精度が低かったり、仕上げ処理がされていなかったり。やはりシートポストやハンドルほど数が出るものじゃないからでしょうか。

 

その中で見つけたのがP&Pコンポーネンツさんの「FF-C400R

似たような形の中国製フォークもたくさんあるのでOEMだと思われますが、左右で長さが違ったり仕上げ処理がされていなかったりはないでしょう。

実際、精度も高くまさしくポン付け可能でした。(もちろんコラムカットは必要ですが。)

キャリパーブレーキは、105の物を探したのですが近くの店になく、ひとまずClarisのBR-R2000を付けておきます。

 

 

ブレーキとフォークで元重量約1400gから640gへ780gの軽量化。

全体的な軽量化はそれほど気にしていませんが、ハンドルが軽くなったこととキャスター角の変更によってかなりクイックな操作感になりました。
ただ、重量バランスがかなりリアよりになったのが気になりますが・・・

このジェッターのカスタマイズで一番わかり易いのがハンドル周りだと思います。

ドロップハンドル化でほぼ原型をとどめていませんが、シフターとライトは標準のものを利用できるようにしています。

 

ハンドルバー+エクステンドバー

ハンドルバーは安価な中国メーカーのカーボンハンドルですが、標準のライトを使いたいためあえてエアロ形状のものにしていません。

また、上ハンの持つところを確保したかったので、シフター、ベル、電動アシストのコントローラーはエクステンドバーに移設しています。

 

 

 

ブレーキレバー

ブレーキレバーはクロスバイクのドロップ化で定番のTEKTRO RL520です。Vブレーキを引けるブラケットタイプのレバーは貴重です。

これのシルバーモデルは、プレスポのドロップ化でも使っていましたが、10年以上経っても定番のままでちょっと驚きでした。

 

レバーのところのストッパーを外すことで、ブレーキをリリースすることができます。これ、なにげに便利。

使い慣れていたこともありますが、剛性、引き感、メンテナンス性の良さ、デザインもとても気に入っています。

SENSAHの1*8sのSTI(?)レバーも購入してあるのですが、今のところテクトロのこれで問題ないと思っています。

 

 

 

ベル

これは何も考えずに買ったknogのベルです。

ちょっとアクセントになるかなと思ってカッパーを選びましたが、フレーム色が赤めのイエローなのでなんか同系色になってしまい微妙。

 

 

 

ステム

ジェッターはシートチューブが44cmとかなり幅の広い身長に対応うるフレームですが、トップチューブ長がかなり長く、標準のステムは90mmあるので、そのままドロップハンドルを付けるとかなり遠くなってしまいます。

そのためステムは60mmのものに交換しています。

 

それでも、普通のロードバイクと比較して結構遠目の設定になっている気がします。

 

ライト

ライトは取付部品をL字にたたむようにバーの下に設置。

これで目立たず収まり、標準のため充電の手間もなくアシストコントローラーで操作できます。

 

以上ハンドル周りでした。
かなりごちゃごちゃしていますが、実はこのコックピット感がが非常に気に入っていまして、もっとシンプルにもできるんですがしばらくはこのまま行こうと思います。

 

クランクとペダル

ジェッターのクランクは左右ともにシャフトのみのものです。

形状は一般的なスクエアテーパーです。

シマノのものであればStepsのFC-E6010あたりが適応するはずです。

 

 

 

自分が購入しようとした頃は国内在庫が全く無く、AliExpressで中国製の電動アシストキット用のものを購入しました。

標準は165mmのものがついていますが、自分の身長が180cmなのと電動アシストの場合ケイデンスよりも一回転のパワーだよな、ということで最長の175mmを選択しました。

 

 

おすすめしたいのはこのペダル。

 

軽い、グリップもいい、回転が軽い、と自分が今まで試したペダルの中で最高でした。

ただ色が失敗。アクセント的にシルバーを選んだのですが、これが明るいブルーでとてもシルバーとは言い難い色でした・・・

ブラックを買い直すのもな・・・と思いながら使い続けていますが・・・

 

 

ホイール周りのカスタマイズ

スポーツバイクでまず最初にカスタマイズしたくなるのはホイールとタイヤでしょう。

ジェッターも最初に乗った感想は「とにかく重い」で、30kmでまずタイヤを交換し、即ホイールを発注しました。

 

ホイールとタイヤに関してはある程度ちゃんとしたものを使うつもりでした。

ただ、リアのエンド幅が135mmのため完組ホイールの選択肢が皆無です。

プレスポのときも同様に135mmのホイールがなかったので、自分で手組したことがありましたが、今回はちょっと避けたい・・・

 

色々探した結果、Amazonでこんなのを発見しました。

リアエンドは135mm、1700gで17,800円であればちゃんと使えれば良いかもしれません。

念のため振れ取り台も新たに購入しました。

 

自分でホイールを手組したときはお金もなかったので振れ取り台を自作していましたが・・・

このホイール自体はよくできていて、ほとんど振れも出ておらずそのままで使っても問題ないレベルのものでした。

(実測の重量はQRを除いても1900g以上ありましたが・・・)

ラチェット音がとんでもなく大きかったので、粘度の高めのグリスをラチェット部分に塗り込みました。

リムの柄はシールなので簡単にはがせました。

 

タイヤとチューブはブリヂストンのディスタンザの28cにしました。

 

チューブのバルブ長は48mm以上が必要です。

値段も安く、タイヤとチューブで前後840g弱ですのでまずまずの軽さ。

長距離ライドも考えていたのでパンク耐性も高そうなこれにしました。

 

結果ホイール周りで1400g程度の軽量化になりました。

ホイールの重量が200gくらい重かったのが残念でしたが、ホイール周りでこれだけ軽くなったので、平坦区間での巡航速度が3km/hくらい上がりました。

ホイールは実測1900gのためもう少し軽くしたいところではありますが・・・

 

ちなみにこのホイール、かなり古い仕様のもののようでリム幅が非常に狭いです。

リムの内側で14mm有りません。なので、最近のワイドリム用に設計されたタイヤはおすすめできません。

23cか25cがおすすめで、今回の28cは入れるのにめちゃくちゃ苦労しました。

数え切れないくらいタイヤ交換はしていますが、確実に一番苦労しました。

(ビードを中に落ちない感じ)
あまりにも硬いのに並行して、2回目の交換からタイヤペンチを導入しました。

 

これは画期的でした。

リムのブレーキ面をこするのでどうかな、と思いましたが特に傷も入ることなく入りました。

おすすめです。

フォーク変えてサドル前傾しすぎですが。

レーパンはあまり好きではないのと坐骨の位置が合わないので基本は柔らかいサドルを選びます。

サドル

ジェッター標準のサドルはSELLE ROYAL製のそこそこいい感じの物が付いていました。

個人的には尿道のしびれが起きるので穴開きサドルは絶対必要です。

ジェッターに乗って初日にダメだこれは・・・となって即交換。

ひとまず、プレスポに付けていたアマゾンで購入した激安サドルを付けてみたところ問題なくなりました。

 

 

アマゾンでめちゃくちゃ広告出てくるやつですね。
元々プレスポにはシマノPROの10年もののサドルが付いていましたが、劣化でとても乗れる状態ではなかったので、とりあえず引っ越しの移動のためだけにこのサドルを買って付けてありました。

(プレスポはジェッター納車とともに廃車)

あまり期待はしていなかったのですが、尿道のしびれも坐骨の痛みもありません。

パワーへの影響などはあるでしょうけど、その辺はあまり気にするような自転車ではないでしょう。

質感は悪くないですが、先端の謎のYFの文字が要らんな・・・

 

 

サドルバッグ

2020以降のジェッターにはボトルケージを付けるダボがありません。これは本当に問題。

そこでおすすめしたいのはボトルホルダー付きのサドルバッグ。

 

サドルバッグにボトルホルダーの付いたものが幾つか売られていますが、自分はこれを選びました。

口がストラップで絞れるため、ボトル以外にもウインドブレーカーを丸めて入れたりしています。

上側のベルクロが貧弱なので、あまり重量物を入れると落ちてきそうで若干の不安はあります。

ちなみに、体が硬い自分には、乗車したままの出し入れは結構難しい。

 

 

シートポスト

シートポストはAliExpressで中国製のやすいものを購入しました。

あまり軽量化は意識していないのですが、カーボンにすることで乗り味の硬さが若干でもマシになればと・・・

 

 

ジェッターの標準のシートポストは30.4mmであまり選択肢がないため、27.2mmのシートポストにシムを挟んで付けています。

せっかくエアロっぽい形状をしていますがサドルバッグで台無しにしています。

ずり下がるのが怖かったのでシートポストクランプをボルト式に交換し、シートポスト自体にも28mmのクランプをツッカエとして装着しています。
(グリッパーペーストを塗っておけばツッカエは必要ないと思いますが)

 

 

 

シートポストに負荷がかかったときにパキっという音がしたり、若干軋み音もするので、シートポストは標準のままでも良い気もします。

軋み音がひどくなるようであれば戻します。

 

 

衝動的に自転車を増やしてしまった・・・

 

・MERIDA SCULTURA RIM 400

梅田のウエムラサイクルパーツさんにあった一台。

以前から欲しかったSCULTURAのアルミ、105モデル。

自転車の値上がりが激しい中、まだ値上げ前の2021年モデルがぽつんと。

サイズは自分サイズ、色も欲しかった黒。
軽い自転車も欲しいし、今後どんどん値上がりしていくだろうし行っとくか~

ホイールを変えるくらいしか今のところいじる予定はないですが・・・。


ジェッターのカスタマイズ項目を列挙しますと、

・ホイール交換 → Amazonの中華アルミホイール(リアエンド135mm、1700g)

・タイヤ、チューブ交換 → ブリヂストン ディスタンザ 28C

・シートポスト交換 → カーボン+シートポストシム

・サドル交換 → Amazonの安いの

・クランク交換 → 175mm

・ペダル交換 → Promend

・ハンドル交換 → RXL SL

・ブレーキレバー交換 → TEKTRO RL520

・フォーク交換 → P&Pコンポーネンツ製カーボンフォーク
・Fブレーキ交換 → BR-R2000フロント
・その他細々としたもの
という感じです。

主に回転部分の軽量化を中心にやっていますので総重量は19kg前後です。

それぞれのインプレッションや注意点などメモっていきます。

 

フル装備状態

MTBルック

シンプルに見た目だけで購入。フルサスハイテンの歴としたMTBルック。

タイヤ、ホイール、BB、シートポスト交換、ディレーラー、ブレーキ、シフターをクラリス化などして5年ほど乗った。

2回位BBまで全バラしてOH。自転車の組み方はほぼこいつで覚えた。
引越し後雨ざらし保管になり不動車に。10年以上放置されて2022年に処分。

 

 

自転車あさひ プレシジョンスポーツA

2009年7月に\34,800で購入。

今から考えると安い。

購入後すぐにホイールを個人商店で組んでもらったものに交換。

クロモリフォークからアルミフォークへ交換、ドロップハンドルに変えたりブルホーンバーに変えたり。

結局フレームとBB、クランク、チェンリング、FD以外は全部交換。

(写真が全部消失・・・)

雨ざらし保管だとビス類が一斉に錆びたので、ベランダ保管に。結果その後あまり乗られることなく、2022年に廃車。

最後にメンテして乗ったときはワイヤーが錆びてるくらいで特に不具合もなかったので置いておいたら良かったと後悔。

特にリアエンド135mmのホイール・・・

 

 

パナソニック ジェッター(2022)

更に引っ越して、屋内の駐輪場に止めれるようになったので買い替え。

足腰の不安から電動アシストにしました。

まずは購入直後。

次に現状です。

 

このブログは、このジェッターのカスタム記録です。

記憶とともに書いていきます。

思い出したら追記します。

 

幼児車

 黒基調で、チェーンカバーに宇宙と謎の巨大ロボットが書かれていた気がする。

 ロボットのデザインはダイオージャ風。

 

 

BMX

 小学4年生の頃か。近所の子供の中で一瞬流行ったBMX。E.T.のBMXブームの余波?
 確か靴のヒラキで\9,800。サドルがプラスチックで痛かったのとすぐ壊れた記憶しかない。

 

 

カワムラサイクル ニシキ ランドナー

 小学5年生の頃。

 BMXがすぐ壊れたので、もう少しまともなのをということでニシキのランドナーが買い与えられたらしい。

 結局これを高校卒業までメンテしながら乗る。
 掃除と注油とバーテープの張替えくらいは自分でやってた記憶。

 高校3年の夏に淡路島半周したのが思い出。

 

 

イオン ママチャリ

 社会人1年目に購入。

 大学時代の移動は免許取って車だったので、実に5年ぶりくらいの自転車。

 大阪で一人暮らしの相棒として、近所のジャスコにて1万円くらいで購入。(たぶん)

 が、半年くらいで盗難にあう。