【 第二の心臓 】
私の場合、
夜中の3時半から早朝5時くらいだろうか。
不用意に背伸びや寝返りした瞬間. . . 「!」
「あれ」 の、引き金を引いてしまう。
左のふくらはぎから足先にかけて、ゆっくり捻じ切られるような痛みで覚醒する。
「足がつる」 というやつ。 (泣)
この痛みって、地球上の80億人が生まれて死ぬまでに、一度は「共有」するものですよね? w
無理矢理曲げたスプーンのように、あらぬ方向に曲がろうとする足指たちに、
「あー. . . . .そっちじゃない、そっちじゃない、戻ってくれえぇぇ!」 と、
無駄なお願いをしてみる。
無駄とわかるまで10秒くらいよね。(笑)
あきらめて、目を閉じたままベッドサイドに常備している鍼とアルコール綿に手を伸ばす。(泣) 慣れたものだ...
より強く捻じりあげてくる無慈悲な痛みに蹂躙されつつ、、、 手探りで. . . 鍼を剥く。
消毒して 鎮静穴に 鍼を沈めてゆく.....
私の場合、
踵の内側【写真.1】と膝の下あたり【写真.2】
【※個体によるので、お困りの方はご相談下さいね。個別に存在する鎮静穴をお教えします。】
1ミリにも満たない鍼先が、皮膚、皮下組織を貫いて筋膜にタッチした瞬間、痙攣していたふくらはぎが小さく震えながら鎮静してゆく。
牙を剥いて威嚇していたネコが、麻酔を打たれてゆっくりとろけて落ちてゆくように。
私の下腿はおとなしくなる。
ほどなく、
役目を終えた鍼を体内から引きずりだして、
しばし疲労感. . . 。 (歳だなぁ. . .ww)
そういえば、ふくらはぎって「第二の心臓」らしいですよ。 テレビの健康関連番組で不健康そうなMCがのたまわってた。ww
心臓も
第二の心臓も
この時間帯は危険なんだな。
鶏鳴発作といったか、、、。
いつか、第一の心臓に同じことが起きたらどうなるのかな、、、(私は不整脈と遅脈)
傷寒論か黄帝内経霊枢だか忘れたけど、何か古典に心癒穴が記されていたっけ?
(古典がまったく苦手なやつ. . . 泣)
でも、自分では刺せない穴だからそのときがきたら諦めるしかないのかな. . .
まもなく. . .
太陽が勝手に朝日を差し込んでくるんだろうな。
まだお願いしてないのに. . . (溜息. . .)
頼むから、静かにしててくれ、第二の心臓。
お願いだから、動いててくれ、 心臓。
眠りたい
もう少し