moreへ

あれから四十九日…
長かったような早かったような…

私の気持ちの整理として

moreへ

10年前。
上京して1カ月で私はあなたと出逢い私のパートナーとなりました。

毎日毎日通って、親に反対されても全く気持ちはブレませんでした。

飼うと決めた時moreは皮膚病にかかってて早く出してあげたくて、今考えたらすごいなと思うぐらいの決断力だった。


たくさんの人にたくさん愛されますように
そんな意味を込めて『more』と名付けました。

名前の通りほんとにたくさんの人にたくさん愛されて、いろんな人に可愛がってもらったね。

北から南いろんな場所にも一緒に行ったし
家族よりも友達よりも彼氏よりもずっとずっと一緒にいたね。

moreは本当に周りも驚くぐらいの親孝行で本当にいい子で助かりました。
最後の最後まで親孝行だったよ…

最期の1週間ぐらいは仕事が忙しくて全然家にいれなくて
最期の日はたまたま夜までお休みで、久しぶりに2人でゆっくりしよっか♡ってお昼まで一緒に布団の中で過ごして、仕事に行く3時間前にタイミングを見計らったみたいに天国へ…
あとちょっと時間が遅かったら、別の日だったら、と思うとmoreはこの日を選んでくれたんだなって思います。

最期の日も一緒に志村どうぶつ園を見てmoreもこれからもっとおばあちゃんになってくんだなーって思って、まだまだずーっと一緒にいれると思ってたから
いくら考えても後悔ばかりが残ります。

救急の病院に連れて行って

死にはしないから大丈夫よ。明日かかりつけの病院に連れて行きなさい。

その言葉に安心して帰らなきゃよかった。違う病院を探せばよかった。

後悔ばかりが残ります。

もっと一緒にいたかったなーーー…

moreがいてくれたから東京でこの仕事を頑張って来れました。
3時間後にmoreを置いて笑顔で出なきゃいけなかった生放送は初めてモデルの仕事をやりたくないと思った瞬間でした。

もうmoreがいないから頑張れない…と思った時間もあるけど
moreがいてくれたから頑張って続けて来れたこの仕事をこれからも大切に頑張って行くね。

私の元に来てくれて本当にありがとう♡
moreがいてくれて穏やかに強くいれました。
たくさん、嫌われるぐらい写真も一緒に撮ったから寂しくないよ。

自分の子供のような彼氏のような友達のような
大事で大好きなパートナーに東京で出逢えた事、幸せでいっぱいだよ。


moreがいなくなったなんて当分、や、ずっと受け入れられなさそうだからこれからもずっと側にいてくれてると思って頑張るね。
これからはどんな時も一緒だから寂しくないよ♡
これからもずっとずっと大好きだよ。

これからも美味しいドッグフード買えるようにかぁちゃん頑張ってくるねー！と声をかけてお家を出ます◡̈

moreを可愛がってくれたたくさんの方々に、

気持ちの整理の時間を与えてくれた所属事務所に

感謝を込めて…

2015.3.12 22:30  more永眠