報告といっていいものか。

 

まだわからないし

何も決まっていないし

決めてもいないけど

 

 

私の今の心境報告、そう言った方がいいのでしょうか。

 

 

多分、次が、4/4が最後になると思います。

 

 

4/4で私の心の中にある「Wizard」を封印しようと思っています。

 

11/29も4/4も詳しく言えば、Wizard名義ではやっていませんが、11/29はあれは誰が見てもWizardだったと思いますし、実際私自身もそのつもりでやっていました。

2015年の1日復活ではなく、2013年の活休ワンマン「Not end But and」の正当な続きを見せられたらいいなって。そういう思いもありました。

 

だから、私の心の中のけじめというか。なんというか…

 

こういうのって、大事なことだから、

普通はちゃんと話し合って、決定してからみんなに告げるものだけど。

 

 

11/29の映像を何度も見返して思うんです。

 

歌のピッチはひどくて、音外したりとか技術面ではちょっと残念な箇所がちらほらあったんだけども、そんなことは些細なこと、と、技術を補って余りある表現ができたと思います。

 

これは私の力ではなく、メンバーや、「そうあって欲しいと望む」みんなの気持ちが作ったものだと思うのです。

 

 

正直に言うと、4/4以降もWizardで…なんて考えがなかったわけじゃありません。

 

 

ただ、何度映像を見返しても、11/29は、私の中での「現状できる、ひとつの完成形」でした。

 

暖かくて、嬉しくて、楽しくて、寂しくて、悲しくて…そして辛いのです。

 

あんなに暖かくて素晴らしいライヴは、そうそうできない。

 

ここまで解散せずに活休として残してきたのは、

いつかまた、何十年後かにでも、

趣味でもいいから、またみんなでやりたいなって、

そう思ってたから。無くしてしまうことが怖かったし、嫌だったから。

 

でも…もう、中途半端にはやれません。

言葉で綴るのが難しい複雑な心境なんだけど。

 

私はもう、Wizardの歌を、彼を偲ばずには歌えません。

 

 

だから、私の心の中のけじめを4/4でつけたいと思っています。

そういうつもりで立ちたいと思っています。

 

ますみさんが、またやれよって引き戻してくれた音楽の道だと思いますし、音楽を辞めることは一切考えていないけど、

 

Wizardを続けることで、私の心の中のWizardが、曇ってしまわないように、

ひび割れてしまわないように、いつまでも、色褪せずにいてほしいから、

ますみさんが輝いてるままの記憶で、このまま、しまっていたい。

 

今は、そう思うのです。

 

 

みんなには本当に感謝しかありません。