昨日のSS特訓、
たくさんのブロガーさんのお子さん同様、まなさんも興奮気味で帰宅しました
10時間以上もSAPIXに缶詰にされて、勉強をさせられて、かわいそうに、
と思うのは外野だけのようですね。
よく、中学受験生は小学生なのに勉強浸けにさせられてかわいそう、と批評されることがありますが、
それはやっぱり違いそうだと、渦中にいて思い直しました。
他の習い事と同じように、受験生たちは一生懸命になれるものを見つけて、
いまそれに夢中になってるんだなぁと感じずにいられません。
まなさんが、ダンスや歌のオーディションに向かっていた時と、
逆上がりやロンダートができるようになりたくて来る日も来る日も練習していた時と、
輝く姿はなんの変わりもなく見えます。
もちろん、そんなふうに夢中にさせてくれる仕掛けをSAPIXの先生たちはたくさんしてくださってのことだと思います。
それは、決して自宅で親子で受験に向かっていただけでは、
まなママにはできない、12歳の子たちにぴったりの素敵な仕掛け方があるんだと思います。
まなママは中学受験は経験ありません。
高校受験、大学受験で塾には通っていましたが、
そんなメンタルを持ち上げてくれるような仕掛けはなかった記憶です。
自分の中で、どうしてもあの学校に入りたいという強い気持ちだけを頼りに自分との戦いだった受験。
それは、中3や高3にもなれば精神が発達して向かえるだけになってるからです。
この12歳の子達にそれを強いるのは可哀想、になるんだと思います。
私のイメージする受験とSAPIXワールドの中の中学受験では、
全く別のものなんだろうなぁと思うんです。
そうでもなかったら、
10時間以上勉強して帰ってきた子があんなに元気に明るく授業での出来事を話したり、
新しいテキストを広げて親にイキイキと答案を見せたりしないと思うんです。
できて嬉しかったページも、
0点のページもあんなキラキラと報告されたら、
可哀想だなんて思ってた私が恥ずかしくなっちゃいました。
帰宅後は大好きな餃子をたくさん食べて、
大河ドラマを見て、
デザート食べて、
早寝を促すも、
これだけはやっておくと算数の復習を始める姿。
そして、今朝は家族の誰よりも早く起きて、身支度整えてSSの復習をしている姿もすべてすべてが頼もしく見えて仕方ない。
自立、自律。
まなさんがいま目標としている学校は、大人からのジリツを重んじる校風で、
まなママもパパもまだまなさんには早いんじゃないか、
親としてもまだ手放したくない(自立して欲しくない)気持ちもあり、
少し引っかかるところがあったのも事実です。
でも、今のまなさんを見ていると、
じゅうぶん成熟してきてると思わざるを得ない感じです。
早く大人にならなくていい、
親はそう思ってしまう、可愛い可愛い愛娘ですが、
まなさんはちゃんと巣立とうとしてるのを感じて、頼もしさと寂しさの隣り合わせです。
もし、あの学校とご縁が繋がれば、
もうまなさんは私たちの手の中から出て、
他の中学生よりもひと足もふた足も早く大人になって行くのでしょう。
反抗→自立、と言われるけれど、
反抗ないまま子が自立すると🟰親離れ子離れの親の心構えができてしまうとなんだか目に涙が滲みます。
一緒に二人三脚でいろんなことに挑戦してきた幼稚園から小学生時代が私のまなさんとの一生の思い出になるのかな。
一方、成長の遅かった長子は絶賛反抗期。
反抗されればされるほど、愛息子でさえ憎たらしく感じてくるもの。
そうすると可愛い可愛いだった彼から、親として心も離れて、言葉通り子離れの時を迎えられてます。
子供によって発達のスピードは個人差が大きく出るもの。
本当にそう感じてならない今日この頃です。
とにかく、受験が終わるまではまなさんの1番近くの応援団長として、要らぬ同情や過剰な労いなんてせずに、
ひたすらエールを送り続けようと思います。
がんばれ、がんばれ、まーなさん📣