ワタシの職場である老人ホームでは、申し送りに時々「プラセボ」という言葉がでてくる。
「プラセボ」つまり「偽薬」の事やね
四六時中身体のあちこちが痛いから「薬が欲しい」と訴えてくる人
食前に薬を服用しないと吐き気が起こる(と思い込んでいる)人
夜に目が覚めて全然眠れないと訴えてくる人(昼によく寝てるけど)
もちろん本物の痛み止めや睡眠導入剤も処方されてたりするんだけど、服用して1〜2時間後に「効かないから薬をもっとくれ」と不穏状態になる人にはプラセボが処方される。いや薬じゃないから処方って言わないのかな?
このプラセボ、粉薬の人はホエイと言って乳から乳脂肪分などを取り除いた動物性タンパク質が使われている事が多いんだけど、錠剤のプラセボはうちではミンティアだ。
眠れない人にミンティアって、なんだかスースーして余計目が覚めそうやんね
けどこれでも効く人には効果バツグンなのだ。プラセボを服用して貰って2〜30分後に痛いの治ったか尋ねると、治ったと答える人がいるしね。
治ると思い込むって大事かも
ところでワタシの職場の引き出しには、貰ったのど飴のタブレットが入っている。
ハニーレモン味って書いてるけれど、ほぼほぼ龍角散の味でハニーレモンはとても遠くにかすかに感じる程度だ。
先日この舐めるためのタブレットを水で飲もうとしてしまった。
間違えた!
けどかぜ薬としてなら効きそうな気がするわ