横綱白鵬が6場所ぶりに38度目の優勝を果たした。
相撲観戦に行ってから、私の中で相撲ブームが起きている。
相撲評を読むと、今場所は力強さから技巧派への新たな顔を見せた場所だったそうだ。怪我に苦しんだ1年、その上での優勝、嬉しさも格別だろう。
相撲は、勝負の8割が立ち合いで決まってしまうそうだ。その一瞬のために、全神経を集中させ、身体もそれに合わせる。頭の回転の速さに加えて体力も要求される。うーん、知れば知るほど奥深い。
全盛期に勝つことはある意味「楽」で、それを過ぎた時に、本当の人の強さが出るのだろう。気力・体力・技を兼ね添えた強さ。
アーユルヴェーダで言えば、カパの安定感の上に、更にヴァータの機敏な動きを加え、更にピッタの闘志を兼ね備えて、始めて良い相撲が取れるということなんだろう。アーユルヴェーダではその3つのバランスをとても大切にするが、相撲もしかりか。
今場所は、我が郷土の力士である御嶽海も勝ち越しを決め、関脇昇進に期待がかかる。来場所も目が離せない!相撲ブームまだ続きそうだ!