朝、内海海岸のホテル「豆千待月」を出て先ずは野間崎灯台に向かいました。午前中に「常滑焼の窯場」を巡って夕方の新幹線で帰宅する予定でした。野間崎灯台は美浜町のシンボル的な存在である白亜の灯台。大正10年(1921)に点灯以来、現在も伊勢湾を行き交う船舶の安全を見守っています。灯台下には磯遊びもできる磯と砂場が広がっていました。

知多半島の西伊勢湾に臨んで建つ白亜の「野間崎灯台」

恋人達の聖地でもある野間崎灯台には「愛を誓う鐘」と「絵馬の様に錠前を懸ける」棚がありました

白亜の灯台には決まって愛の聖地化しています。昨年秋に往訪した「関の五本松」に在った灯台(美穂灯台)も「恋する灯台」として「愛の鐘」と南京錠が絵馬の様に吊るされていました。江の島にも愛の鐘が設えてあります。

島根県の美穂神社の奥に建つ美穂灯台は明治31年に建てられた灯台ですが恋人の聖地です

此方は江の島の「愛の鐘」です、白亜の灯台は在りませんが江の島タワーが在ります

私の生活圏にある「観音崎灯台」に鐘」は在りません、人気もイマイチで友人が経営していた観音崎ホテルも先年京急電鉄に買収されてしまいましたが、経営が京急に変わっても来客は少なくリニューアル工事をしています。相模湾で遊んだ恋人達の集客を狙うにはリゾートホテルの上に何か愛の仕掛けが必要なのかも知れません。横浜の山下公園にある「マリンタワー」は「人形の家博物館」を誘致していましたが、「愛の鐘」や「愛の南京錠」等の仕掛けが必要なのかもしれません、パリのセーヌ川には愛の南京錠が有名です。

セーヌ河のポンデザール橋に架かる「愛の南京錠」

                  【了】