半田で「美見南吉記念館」「半田運河」を観るともう午後4時を過ぎていました、今夜の宿は南知多にある「内海海岸」にある「ホテル豆千待月」です。電話で予約した際に「豆千待月」を何と読むのですか?尋ねると「マメマチツキ」だそうです、十五夜の前後に「芋待ち月」がある様に「豆待ち月」であって、豆の豊作を月に祈ったのかも知れません。南知多の内海海岸は日本の渚100選に選ばれている上に温泉でもあります。遠浅できめの細やかな砂浜が弓状に約2kmにわたって続く東海地区最大の海水浴場。メインの千鳥ケ浜は「日本の渚百選」にも選ばれるほど水質が良く、海浜植物の群生がみられる渚ならではの自然も守られていました。

内海海岸は東海地区最大の海水浴場です

ホテル豆千月の内海海夕景色

ホテル豆千月の内海海岸に出来た砂の風紋

ホテル豆千月の内海海岸の砂浜に残された千鳥の足跡

ホテル豆千月の建物は奇妙です。1階から4階まではカーキ色に塗られていますが5階以上は白亜です。後で分かったのですが当初は分譲リゾートマンションだったものを豆千待~4階を買い取りホテル業を開業したのです。バブルの時期はリゾートホテルとして繁盛しちゃのでしょうが、現在はホテルも流行らず。内海町全体が衰退して、空き家ばかりが目立っていました。

これがホテル豆千待月です4階までがホテルで、5階以上は分譲マンションです

ホテル豆千待月の1階焼きそば屋台

ホテル豆千待月の裏(北)の家は「海の家」として流行ったのでしょうが、今は空き家で庭は雑草が繁茂していました。

ホテル豆千待月の隣の「ホテル松濤」は日帰り入浴と食事が専業の様でした

ホテル豆千待月のオーシャンビューを楽しんで裏側(山側)を観ると、古い海の家が閉鎖して、取り壊しを待っているよういです

従業員は殆どがンでパールの青年で食事は晩も朝も仕出しでした。仕出しと云っても新鮮な伊勢湾の魚貝ですから、美味しいし豪華でした。

ホテル豆千待月のお料理充分に満足でした、これで1泊2食11000円でした

               【了】