5月14日(火)に栄光学園卒業生の「歴史文学ウォーキング」で「橋本宿」を歩いた私達は橋本駅南口に戻ってバスに乗車して相模原市緑区にある「相模原北公園」に向かいました。名前は北でも橋本駅から見れば西でその先は津久井湖がその奥には「相模湖」がある位置で相模川の河岸段丘を整備して出来た公園でした。案内によると平成3年に出来た比較的新しい公園でした。

敷地内の雑木林を上手に利用し、「公園全体を植物園のような雰囲気に」と作られた公園です。樹木は総じて近年人気の花木が揃っていて、紫陽花(特に純白のアナベルが有名)や薔薇が目立っているようです。紫陽花は未だ小さな蕾でしたが薔薇の盛りでした。又「エゴの木」が白い花を咲かせていました。

相模原北公園の紫陽花(アナベル)

相模原市は新しい街で隣の「町田市」や「座間市」を加えれば優に百万都市なのでしょう。2010年(平成22年)には政令指定都市に移行しました。(人口72万人)、男女のサッカーチーム(SC相模原・ノジマステラ相模原、ラクビーの「三菱重工ダイナボアーズ」等相模原市をホームタウンにするクラブチームも多く在ります。「青山学院大学」や「多摩女子美術大学」も進出しています。戸建て住宅もマンションも多く相模原北公園も都市公園として計画されたのでしょう。相模川の東に続く河岸段丘に計画したので、湧水も豊富で砂礫地層は樹木の生育に適していたのでしょう。水と緑の豊かな公園で曙杉(メタセコイア)や楡の大木が目立っていまあした。背が伸びる高木と背が目線の高さまで伸びる中木(桜やエゴノキ)や低木(紫陽花や薔薇)が程よく混植されています。

相模原北公園西側の進入路は桜並木です

相模原北公園西側の進入路右側は運動公園です

相模原北公園は相模川の河岸段丘を活かしたグランドデザインで段丘の頂上に給水塔を設え階段状にバラ園が出来ていました

河岸段丘を活かして頂上に給水塔を設え階段状にバラ園を設えてありました

相模原北公園西側の進入路の白い花が盛りでした

エゴノキにはピンクの花の種もありました。

相模原北公園の良さは第一に相模川の河岸段丘を活かしたグランドデザイン、第二に地域住民の憩いを誘う花木の選定でしょう。

華やかな薔薇の花の先に大山丹沢の山脈が見渡せます。5月でしたから山脈はブルーでしたが、早春には雪が解けて雪形が観られるそうです。

相模原北公園のバラ園中央の池は湧水を流したモノで相模川に注ぐのでしょう、遠く丹沢の山脈が見渡せます

遠く見渡せる丹沢の山脈の個別の山の名と雪形を説明したパネル

薔薇の種類は多く何れも健康に良く育っています。観る人間にとっても観られる薔薇にとっても幸福な状況です。

          【了】