美馬市脇町の「オデオン座」で大谷川の約1㎞上流地点に「デ・レイケの堰堤」と呼ばれている砂防ダムがある亊を教えて貰いました。大谷川沿いに5走チューリップ畑や風車のある公園にでました。明治政府の招聘を受けて1873(明治6)年に来日したエッセルとデ・レーケに与えられた最初のミッションは大阪港の改修と京都までの淀川の航路開削でした。しかし、淀川河口の堆砂を見た彼らは、上流からの土砂流出を止めるのが先だと考え、琵琶湖や木津川に流れ込む支流を巡察して土砂が崩れる様子を観察しました。そして、16種の工法を試験施工した結果、雑草を押さえ込んで山腹の崩壊地を覆うと共に渓流に砂防堰堤を築造するという砂防工法を提唱しました。
デ・レイケの堰堤のオランダ風公園
デ・レイケ公園はチューリップと桜が主です。
明治政府の招聘を受けて1873(明治6)年に来日したエッセルとデ・レーケがデザインしたのでした。
デ・レイケの堰堤の公園には親子連れがお花見をしさがら春を楽しんでました。私達も旅の最後をすごしたのでした。
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