昨日(1月16日(火)はかかりつけ医の「高田脳神経科」に夫婦揃って出かけました。私が糖尿病である事から、食事を作っている妻も「食事療法」に協力しなくてはならないといった意味で血液検査の結果を一緒に聞いて次回の検査迄の食事療法を徹底させる為です。私が常時服薬している薬は以下の4種類です。私が疑問に思っている薬の順にあげると。1.最も疑問に思っている薬がボグリボース錠です(毎食前に服薬1錠/3回/1日:小腸粘膜に存在する糖質を分解する消化酵素(α-グルコシダーゼ)の働きを抑え、糖質の消化・吸収を遅らせ、食後の急激な血糖の上昇を抑えます。服薬すると胃酸に反応して一気に二酸化炭素ガスを噴出します・結果胃袋が膨満して食欲が減衰して食後糖分の吸収を抑制します。)2.プラザサキ錠(朝食後血液サラサラ剤:脳梗塞の再発を防ぐ

3、ピソプロ―ル(朝食後:心臓の負担を減らす薬)以上2と3の薬は心臓と血液の薬で脳梗塞の再発を未然に防止する薬です。以下の2つの薬は1のボグリボースの副作用を和らげる薬です。 4,ランソプラゾール錠(胃酸の逆流による食道炎を防ぐ)5.ピコスルファースト錠(便秘薬) 以上5種類の服薬をしているのですが、心臓の細動を抑える薬と血液サラサラ剤を除けば食後血糖値の上昇を防ぐボグリボース錠の副作用を抑える薬です。ボグリボース錠さえ飲まなければランソプラゾール錠もピコスルファースト錠も飲まなくて済むのです。私は再三に高田医師にボグリボース錠の服薬を止める様に検討して貰ったのでしたが結論は駄目でした。前回昨年9月は血糖値も下がって血中カリウム値も下がったのでボグリボース錠の服薬中止を再検討して貰おうと期待していたのですが

血中カリウム値が悪化(4.8→6.0)ヘモグロビン値も悪化(6.6→6.8)してしまいました。昨年の夏は暑かったので西瓜等を良く食べました。漢方では夏は水分を多く補給する事を奨めているのです。

昨年9月の血液検査で良い数値が出たのは暑い夏に西瓜を良く食べたからです、漢方では夏には水分を取れと推奨しています

漢方では秋には根菜類を多く摂取する事を推奨しています。薩摩芋や自然薯や牛蒡等の根菜類は気(生気)を多く含んでいるので冬を控えて多く摂取する事を推奨しているのです。

此れはとろろ汁、前回血液検査でカリウム値やへもグロチン値が悪化したのは秋に美味しい根菜類を良く食べたからです

昨年秋は妻が骨折入院した事もあって、焼き芋で食事を済ませたりしました。

 

今は冬で冬は体を芯から温める鍋物や生姜湯等で体を温める事を推奨していまあす。此れから春になります。春は苦味のある野菜を推奨しています。蕗の薹や春菊の苦みが疫病を未然に防いでくれるのです。私は年中行事を大切にして旬の食べ物を戴いているのですが、自ずと漢方に従った食生活をしてしまあす。ですが昨年の秋に限定して思い返せばカリウムを多く摂取していましたから、今次の血液検査で血中カリウム値やヘモグロビン値が上昇してしまいました。昨日アップしたアズキ等漢方では推奨されるのですが血中カリウム値もヘモグロビン値も悪化させてしまいます。

庭に蕗の薹も顔を出してきました。独特のや苦味は春の病気を防いでくれる効果があります

処方箋を薬局に渡すと「飲んでいないお薬はありませんか?」質問されました。正直な妻は「ボグリボース錠は飲んで居ません!」言いかけて口を噤んでしまいました。薬剤師は感が鋭く「ボグリボース錠を飲んでいない人がおおいのですよ!」言います。現代の西洋医学は因果律で判断しています。病気の原因になる細菌やウィールスを発見して、それを殺す薬や免疫力を高めて病気を克服します。一方東洋医学は考え方が違います。病原菌も胃腸に巣食っている細菌も同じ菌類です。共に人体の中で仲良く共生する方法を探ります。一方の菌類が体内で圧倒的な存在になる事を避けて共生共存の方法をさぐります。気を探り時には針で刺激して血や液の巡りを良くします。発想は未病の状態を保ちます。高田医師は血中カリウム値もヘモグロビン値も悪化した叱ります。でも芋を食ってとろろ汁を飲んで体は絶好調です。今朝はためらい乍らも朝食前にボグリボース錠を飲んで、ランソプラゾール錠もピコスルファースト錠も飲みました。私の体に聞いてみる事にしたのです。      【了】