昨日から公開されたマーベルの最新作をGWで賑わうみなとみらいのマークイズで観て来ました!

auのPontaパスに入会したら、1400円になりました😆


「皆がミスをした時に頼られる人になりたい」という台詞がよかったです!


ChatGPTで次回作への展望をディープリサーチしてみました😁



映画『サンダーボルツ*』レビュー:アウトサイダーたちの再生と、MCU新章への布石



2025年のMCU最新作『サンダーボルツ*』は、かつて敵役や脇役だったキャラクターたちが集い、“負け犬”チームとして名乗りを上げる異色のチームアップ作品でした。派手なCGやマルチバースの混乱から一歩引き、物語の中心に据えられたのは、「心の傷を抱えた者たちの贖罪と再生」。


本記事では、この作品が描いたストーリーの核と、そこから見えてくるMCUの次なるステップについて、ストーリー軸で読み解きます。





自分なんてヒーローになれない——“はみ出し者たち”の物語



エレーナ・ベロワ(フローレンス・ピュー)、ジョン・ウォーカー、レッドガーディアン、ゴースト、タスクマスター、そしてセントリー(ボブ)。いずれも、MCUの過去作品ではいわくつきの立ち位置にいたキャラクターたちです。


今作で彼らは、政府主導の特殊任務のために“臨時チーム”として招集されます。けれどそれは、ただの戦闘ミッションではなく、「自分自身と向き合う旅」でもありました。


特に象徴的なのは、セントリー=ボブの存在です。彼は精神的に不安定で、内に“ヴォイド”という破壊的な人格を抱えた危険人物。彼を通して描かれたのは、「誰かに理解されることで人は変われるのか?」という問いでした。


チームは最初バラバラでしたが、少しずつ互いの過去や弱さを認め合い、絆を深めていきます。そして終盤、ボブが暴走し“ヴォイド”として都市を壊しかける中、彼を止めたのはエレーナたちの「お前は一人じゃない」という言葉。力でなく、共感と信頼による救済——この構造が実に美しく、MCUらしからぬ人間ドラマとして、多くの観客の心を打ちました。





エンドロールが語る、MCU次章の行方



物語自体は「アウトサイダーたちがヒーローになる」過程を描き切り、一つの区切りを見せましたが、エンドロール後には驚きの展開が待っていました。


まず、ヴァレンティーナ(通称ヴァル)と政府高官の会話から明かされたのは、このチームが「新たなアベンジャーズ」として政府に承認されるという事実。つまり、“偽物のアベンジャーズ”と揶揄されようとも、彼らが公式のヒーローチームとなる未来が示唆されたのです。


さらに、宇宙空間から巨大な物体が大気圏に突入し、カメラが“4”のマークを捉えたところで映像は終了。そう、ファンタスティック・フォーの帰還です。


この2つの描写が意味するのは、MCUにおけるヒーローチームの再編と勢力の並立。アベンジャーズが空白となった今、政府が用意した“ニューアベンジャーズ”(=サンダーボルツ)、そして宇宙から戻るファンタスティック・フォーが、次なる大きな戦いに備えて布陣を整えていく段階に入ったということでしょう。





次なる衝突、そして本当のヒーローとは?



予想される次回作は『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(仮)』。タイトルが示すように、世界の終わりに直面するような事態が描かれると見られています。


ここで焦点になるのは、おそらく**「2つのアベンジャーズ」**。一つはサム・ウィルソン(新キャプテン・アメリカ)率いる正統派、もう一つが今作で誕生した政府公認の“ニューアベンジャーズ”です。


価値観も、リーダーシップのあり方も異なるこの2チームが、はたして手を取り合うのか、ぶつかり合うのか。そこには「ヒーローとは何か」「誰のために戦うのか」といった、MCUの根源的な問いが改めて浮かび上がってくるはずです。


そして、精神的に不安定なセントリー/ボブが、再び“ヴォイド”化するのか、それとも己を乗り越えるのか。彼はMCUにおける“心の闇”の象徴として、今後のキーパーソンになるでしょう。





終わりに:“痛み”の共有が、“希望”を繋ぐ



『サンダーボルツ*』は、能力よりも「痛み」を共有することで結ばれた、これまでにないヒーローチームの物語でした。アベンジャーズやガーディアンズとも違う、その“儚くも強い絆”は、多くの観客に「自分にも居場所がある」と感じさせてくれたのではないでしょうか。


だからこそ、次なる物語が楽しみです。


もし彼らが再び絶望の淵に立たされても、私たちはきっと知っている——この負け犬たちは、もう、ただの負け犬じゃない。