ずっと本の装丁がいいなあ〜と思っていて、三連休の中日に映画を観に行ってきました。


マチネ
はフランス語で、朝・午前のこと。 対義語は夕方、日が暮れた後の時間を表わすソワレ。
 劇場では昼公演をマチネ、夜公演をソワレと呼ぶそうです。

「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。過去は、それくらい繊細で、感じやすいものじゃないですか?」

平野啓一郎 『マチネの終わりに』 より


美しいクラシックギターのメロディをバックに、ゆっくりと流れるストーリーの行間に色んなことを想い出させてくれるいい映画でした。