1992年6月。ブラジル、リオ・デ・ジャネイロ。環境と開発に関する国連会議(環境サミット)に集まった世界の指導者たちを前に、12歳の少女、セヴァン・スズキは語り始めました。
リオの伝説のスピーチの収録された本です。
今の状況は当時とまるっきり変わっていないか、
むしろ酷くなりつつあります。
我々大人たちは、彼女の15年前の問題提起に対して、
未だ何の解決策も示すことができないでいます。
IT分野では技術たちがしのぎを削って、日々技術革新が起こっています。
環境問題に対しても、我々が本気になれば、
そのようなイノベーションを起こせないはずがないと思います。