アカデミー作品賞、脚本賞、助演男優賞を受賞したグリーンブックを観てきました。


ガサツで人情深い運転手のトニーとクールで繊細なピアニストのシャーリーが、黒人差別の激しいアメリカ南部を2カ月間コンサートツアーで巡るロードムービー。

「グリーンブック」とは、1930年代~60年代に南部を旅する黒人が立ち寄ることができるホテルやレストランなどが記載されているガイドブック。

「人は決して暴力では勝てない。威厳を保ったときだけ勝てるんだ」
「人の心を変えるには勇気がいるんだ」
という台詞に心打たれました。

トニーの息子が父から聞いた話を半世紀以上も温め続け、製作と共同脚本を手掛けた実話とのこと。映画で2カ月の旅は、実際には1年半にわたるものだったそうです。

ユーモアと家族愛に浸りたい人にオススメの一作です!