京都、西本願寺の日本最古の北舞台を参考にして作られたとのこと。
入場券を買って入ります。
森に囲まれた場所にあります。
通常舞台を明るく見せるために白砂を敷く白州という場所に、森との一体感を出すためにあえて黒砂利を使ったそう。
舞台の下には音を反響させるために瓶がたくさん置かれています。
黒砂利の壇上部の下は能の資料館になっています。
舞台の鏡板は日本画家の千住博さんによるもの。かつてあった老松の大木の存在感を出すために、わざと四隅が切れるよう描いています。
我々の他には誰もいなくて、素晴らしい建築を独り占めできた至福のひとときでした。