2017年1本目に観た映画です。
奥さんと子ども達が旅行でいないので、一人で東中野まで出かけてきました。
あらすじ 〜公式HPより〜
愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの一隅。雑木林に囲まれた一軒の平屋。それは建築家の津端修一さんが、師であるアントニン・レーモンドの自邸に倣って建てた家。四季折々、キッチンガーデンを彩る70種の野菜と50種の果実が、妻・英子さんの手で美味しいごちそうに変わります。刺繍や編み物から機織りまで、何でもこなす英子さん。ふたりは、たがいの名を「さん付け」で呼び合います。長年連れ添った夫婦の暮らしは、細やかな気遣いと工夫に満ちていました。
見終えての感想は、なんて清々しい映画なんだろう!!!修一さんの描く黄色いサインプレートや夫婦の似顔絵がとてもキュートです。孫のはなちゃんに作ったドールハウスの下りでは、泣きそうになりました。英子さんの作る料理、食べてみたい。こんなキッチンガーデン欲しいなー、こんな生活したいなー、こんな年のとりかたをしたいなあー、と思わせる素敵なドキュメンタリーでした。
二人の生き方のテーマとなるコルビジェ、ガウディ、ライトの言葉も良かったですね〜。
「家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない」――ル・コルビュジエ
「すべての答えは、偉大なる自然のなかにある」――アントニ・ガウディ
「ながく生きるほど、人生はより美しくなる」――フランク・ロイド・ライト
終盤の無償でお手伝いする施設とのやり取りでは、修一さんの図面や手紙に心からしびれます。これからの人生のロールモデルになる作品。建築を志す人もぜひ。