心地良い天気に導かれて映画館へニコニコ
平日なのにかなり混んでました。

月とマーニという絵本の出だしのエピソードからやられました。
舞台は北海道洞爺湖畔の泊まれるえっパン屋さん。
全てが絵になる月浦の風景が、季節毎の優しいカメラアングルで綴られます。月浦って、実在する地名なんですね~。
一番良かったのは、夜の誕生会のシーン。キャンドルの灯りで照らされた屋外の食卓で、赤ワインを飲みながら、パンをちぎって分け合います。
「カッコ悪い自分を知っている人が大人」「素朴なパンもいいですねー」などのセリフも魅力的。
雪の中で遠くを見上げる原田知世は美しい~にひひ
最後のシーンで、一つだけほしいものと、子どものナレーターの正体が明かされます。

「人間は最後の最後まで変化し続ける」「自分達の信じることを心を込めてやる、それにこそ幸せがある」
三島由紀子監督が、パンを分け合う人々を通じて繰り返し伝えるメッセージは、「シェア」することで、人が少しだけ変化し、小さな幸せに気づくコト。大好きな映画がまた一つ増えましたニコニコ

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