落ち込んでいる場合ではない (かまた) | 鎌倉投信 結いブログ

落ち込んでいる場合ではない (かまた)

日々刻々と被災地の惨状が明らかになるにつれて気持ちは重くなり、原発の問題は社会不安化しています。


しかし、今、個々に大変な状況にも拘わらず、色々な方から鎌倉投信へ応援のメッセージを頂くに度に「僕らが落ち込んでどうする、見えないリスクを必要以上に心配している場合ではない」という思いで一杯です。


健康で仕事ができるのであれば、己の役割責任を”今”120%、150%のパワーで遣りぬく、それが震災の復興に貢献することに繋がると考えるべきではないでしょうか。


昨晩、苦楽を共にしたかつての同僚と電話で話をしました。彼は、9.11、リーマンショック等、いかなる過酷な状況においても決して目の前の事象から目を背けることなく、自己の責任を貫いてきた人間です。


その彼が「僕らは今試されている」「今、肝を据えて、やるべきことをきちんとやることが大切だ」と言っていました。


その通りだと思いました。


鎌倉投信であれば、お客様に不自由なく日常の業務を完結させること、お客様の資産への影響を最小限に留め、この逆境下の中で不安心理に流されることなく、資産形成のための仕込みを確実に行うことです。


この二日間で日本の株式市場は16%下落し、「結い 2101」の基準価額もその影響を受け11%下落しました。私たちは、投資先の26社について、今回の影響を一生懸命調べました。そして、直接的な影響は限定的で、その会社の価値は今回の株価下落でむしろ高まっていると判断しています。


市場の動きとは逆行しますが、鎌倉投信は、今半分近く保有する現金を効果的に利用しながら、信念を持って投資をしてまいります。そのことがことがお客様の資産価値を高めることに繋がると確信しています。


短期的には厳しい状況は予想されますが、お客様にはここはしっかりと腰を据えて投資して頂きたいと思います。


大変ありがたいことに、この二日間は、解約はゼロ、入金件数は今まで最も多い状況です。このようなメッセージも頂き、胸が熱くなりました。



『先週末の震災、友人知人も被災し困難を極めているとのことで、とても心を痛めておりますが、株式相場も大荒れですね。

とはいえ、被災地域や国内で困難に負けず助け合っている姿は、まさに「結い2101」の「人」「共生」「匠」そのものを見ているようです。


こういう相場ですと、「結い2101」の投資先の素晴らしい会社の株式も、会社の理念や業績に関係なく売り込まれいくのでしょうが、


「晴れて良し 曇りても良し 富士の山 もとの姿はかわらざりけり」


のとおりで、本物はかならずはばたくはずです。


ぜひ、鎌田社長の投資理念を貫き、「結い2101の輪」を広げていってください。もとより微力ではありますが、一緒に応援させていただきます。』


『いつもお疲れさまです。

どんな被害であったとしても、まだまだ多くの日本人が生きて、今も、明日も、2101年も、前を向いて歩き続けます。御社を通じての投資に、きっと、おそらく誰もが信念をもっています。


安いときも高いときも拾う。定期的に。

残念ながら不幸があって、株はいま、安い。ただそれだけのことです。

今まで通り、いい会社を、これからも探し続けてください。

その活動に、心から感謝します。


2101年が楽しみです。

順調にいけば131歳なので(笑)、まぁ、楽しみは子供に譲ります。』


皆様から、勇気と希望を頂いています。

今日も、一日一生の思いで全力を尽くしてまいります。

皆さんも、頑張って下さい!