地元の方から、古民家が解体されると報告を得て、現地へ。
そこは市に寄贈された、土地・建物で、来年度には老人福祉センターができる場所でした。
寄贈した所有者から関東大震災前の建物だと聞き、歴史の重さを感じました。
銅ぶき屋根の母屋は地域にとって、宝です。増改築した部分を除いて廃材ではない。
古材は古財で使えるものです。建具もリメイク出来ます。
内装材の天井も床も構造材の梁・柱ほぼすべて再活用出来るもの。
なぜ、・・・調査診断しないのか。
十分な解体予算は取り出し解体可能だし。・・・(涙)
歴史的に価値があると認めないと壊してしまう考えが現在的で本質を理解していなと悲しくなる。
もったいないの心を取り戻し、歴史を考え、判断するひと手間がすべてにプラスになると信じます。
未来の子ども達のコト・地球環境のコト・景観のコト・・・
古いものに価値はないのは当たり前だという教育は問題が多いと感じます。
古材置き場にてしっかり管理した古材・民具を地元の職人の手で再生・活用する仕組みを作っていき、地域を活性させたい。
職人の技術を風化させないためにも。・・・
心豊かな地域になる為に。・・・