古材とは、築50年以上の民家から取り出された木材です。
戦前の日本では、その地で採れた良質の木材が建築に使われてきました。
長い時間を掛けて自然乾燥した国産の木材。
木材は乾燥することにより強度が増します。
古材は長い時間をかけて自然乾燥していき強度が増した「天然乾燥材」です。
現在広く使用されている「強制乾燥材」は、130℃近くの高温で強制的に乾燥させた木材です。
短時間で強度を上げられ、反りや割れなどがなくなり加工しやすい木材となりますが、樹脂まで染み出してしまいパサパサになります。
結果、木の弾力性や艶はなくなり、木材の行う呼吸(調湿効果)は減ってしまいます。
耐震性も減ってしまい時が経つにつれ劣化します。
実は自然乾燥された「古材」は、「新材」より丈夫で長持ちであるとも言えるのです。
そんな価値ある古材(コザイ)をフルザイとしてでなく、正しく使うことに真の価値があると確信します。
古民家鑑定士が鑑定し施工した古材にはPL法に伴う10年保障がつきます。
全て清め祓いをしてます。
そして古材倉庫グループの古材は、古材鑑定士が査定し、その樹種・状況からから全国統一の積算システムにより定価を算出し、データベース上で管理しておりますので、品質の差が少なく全国統一価格で、全国どこでも設計・施工見積もりが安心して行えます。
古材倉庫グループからご購入頂き、店舗等に使用された古材が改装などで不要になる際、古材鑑定士が査定し買取させていただく環境にもやさしい制度です。
(買い戻しの条件)
・古材倉庫グループからご購入いただいた商品で保証書があること
・塗装品については古材倉庫認定の専用塗料が使用されていること
・長さが4m以上の商品であること
弊社規定の金額にて古材鑑定士が査定の上買戻しさせていただきます。
ヴィンテージウッドとしての古材・価値ある宝です。
正しく適材適所に使用し、地球環境に貢献していきたいものです。
職人の技術も継承していける環境つくりに努力していこうと考えます。