未来の子供たちの為に
グリーン建築推進協議会:参加法人である神奈川県古民家再生協会 鎌倉支部も理念を共有しています。
家とは本来「家族で幸せに暮らす基本の場所」です。多くの場合ローンを支払いながら、苦楽を家族で共にして過ごします。そして子供達は巣立ち新しい家庭を持ちます。
そして、新しい命が誕生します。多くの住宅は30年弱で解体&廃棄されています。想いはそこでクリアされてしまいます。大人になり、家族と暮らした写真のみが残ります。子供達に、経験を話してあげることは難しくなりました。
「自分の子供の頃の面影が残れば違った教育ができ、学校では学べないことを親として伝えることが出来るのではないか?」このように視点を変えてみると「環境問題」も「住育:家・住まいのことを考え学ぶこと」で考えることが出来ます。
森林は二酸化炭素を吸収し酸素を放出します。そして木材は炭素を溜め住宅に使われます。木材を再活用することは二酸化炭素削減に繋がります。森と住宅から環境を考えます。それは「もったいないの心」を育てることにも繋がります。
木造住宅を建築する一般ユーザーは使用される木材に期待をしている中、高度経済成長時以降、国内の木材自給率は低迷し日本の気候風土にはそぐわない外国木材が主流となっています。より一般ユーザーに木材の魅力を感じて頂き国内木材の自給率向上を目指し、また木から感じる豊かな生活を育んで頂きたいと願い「木のソムリエ」が誕生しました。「持続可能な循環型建築=グリーン建築」が日本の住宅のスタンダードになる様、我々は推進して参ります。
そして、築50年以上になった古民家には、循環できる伝統資財が存在し、残念にも引き継ぐことが出来ず、解体される古民家からは古材(コザイ)が取り出され、循環型資財とし価値をつけ引き継がれていきます。
とても素敵なこと。・・・・環境を考える基本だと思います。正しいことを学び豊かな日本になることを望みます。
古材倉庫 古材ねっとは下記より
http://www.kozai.net/kozaitoha