国土交通省の2011年度第3回「住宅・建築物省CO2先導事業(特定被災区域部門)」に、某大手ハウスメーカ
ーの東北地方産の木材を活用した木造住宅の提案が採択されました。
特定被災区域は、東日本大震災で被災した10県221市町村が対象。
提案は、東北産材を使っていることが最大の特長となる。
土台のヒノキ、柱のスギ、梁のカラマツ、スギなど主要な構造材に加え、一部の居室にクリ・ナラ・ケヤキ・クルミ
などの東北産の無垢床を使う。
木材の輸送に伴うCO2排出量を削減するほか、地元の製材による復興支援につなながる。
CO2を吸収・固定した国産材と自然エネルギーを積極利用するほか、高効率のエネルギー機器による見える化
などの機能を備える。
とても素晴らしいことに感じますが、本筋がつくり手側だけの都合にならないことを期待します。
地元優先・多くの雇用を生み、職人の技術をいかせ、その地域の習慣・文化を引き継げることまで考えた
住宅・建築物の創造でなければ、本当の復興支援でないと思います。
地元優先・・地域復興に足らないもの、技術力・物質面・精神面等々を支援することが復興ニッポンだと思います。