マトリカリアの育て方 | 鎌倉の花屋 ~ケンフロリストのブログ~

鎌倉の花屋 ~ケンフロリストのブログ~

日々の花屋さんでのブログです。お花以外のことも書いていきます。
よろしくお願い致します。

鎌倉の花屋 ~ケンフロリストのブログ~

名称:マトリカリア


和名:夏白菊(なつしろぎく) 英名:フィーバーフュー・ペリトリー


科属名:キク科キク属



園芸分類:1・2年草(多年草)



原産地:西アジア・バルカン半島



特徴:透明感のある純白で、花径約2cmのかわいらしい八重咲きの花が、草丈100cmほどに伸びる枝先に咲き乱れます。八重の花形や香りが小菊に似ています。水揚げがよいので切り花にも向きます。解熱や虫除けに効果のあるハーブとして古くから利用されています、利用目的に応じて異なる顔を持つ多年草です。

栽培:性質は強健で、水はけがいい場所ならどこでも栽培可能です。比較的耐寒性がありますが、霜や強い寒さにあてなければ越冬は容易です。夏の高温多湿時期に蒸れて株が腐ってしまうことがあります。混み合っている部分の枝を透くように間引いて通風を保つようにしましょう。特に年数を経た古株ほど腐りやすいようです。多湿に弱く、根腐れしやすいので水やりは控えめにし乾燥気味を保つよう、土の表面が乾いてから水を与えるようにします。特に夏場は高温多湿で株全体が傷みやすいので気を付けます。比較的簡単にタネからふやすことができます。本来多年草で毎年花を咲かせる性質ですが、高温多湿に弱く夏に枯れてしまうことも良くありますので、毎年楽しみたい場合は花後にできるタネを採取しておけばよいでしょう。タネは非常に細かくこぼれやすいので、小さな紙袋などで花の部分を覆って熟した頃に花茎ごと切り取って採取します。肥料は植え付ける際に土に混ぜ込んでおくもの以外に追肥として、35月、1011月に固形の肥料を月1回くらいのペースで株元に少量与えます。肥料が多すぎると茎葉が大きく茂り倒れやすくなりますので控えめにします。



開花時期:3~6月



花言葉:楽しむ・変路


AD