『英国アンティークミュージアム写真集ロンドン撮影旅！』Vol.5

『英国アンティークミュージアム写真集ロンドン撮影旅！』

〜 Trace British Memory #5 〜

旅の終わりに‥思うこと。
ロンドンはいつも新しく、そして、いつも懐かしい。

『本物はいつまでも引き継がれるべきだ。人も、物も』

土橋正臣
-No Antique No Life -

Special thanks to
Ms. Hisako Fujima
Ms. Hitomi Sasaki
Ms. Atsuko Brown
Mr. Teruhisa Kitahara

Very Special thanks to
Mr. Mori Hideo

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「本物の未来はいつも懐かしい　過去は常に新しく未来は常に懐かしい」
北原照久氏から教わったビームス代表設楽洋氏の言葉より。
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ロンドンの夜が始まる。

土橋の記憶をひたすら歩いて辿る。

レンガの一つ一つが「記憶の塊」

誰も見向きもしない路地が求めていたもの。

影が動き出す。

役目を終えたロンドンタクシーがひっそりと街の片隅に置き去りになる。過去‥

工事灯に怪しく赤く照らされた奥に、本当の生活がある。

地下鉄は人を吸い込み、吐き出す。

チューブという地下鉄には人種を超えてアートが混ざる。

彼らにとっては街がステージ‥いきなり始まるゲリラライブ♪

撮影を終えれば行きつけのパブに駆け込む。

森氏はウィスキーwith ソーダー

藤間氏は、エールビールを1パイント。

背中を丸めて一気に飲み干せば、そこはロンドン

見知らぬアーチストと呑み、
その場で、ブラザーと呼びあい、閉店まで語り合う。
おそらく次回は東京で会うだろう。

100年前のテディベアーを現代に蘇らせた北原照久氏の特別エディション。彼はロンドンアイの上空からどんな未来を見たのだろう。

ビッグベンは4年間の修復に入り、時を止めた。
これが過去を未来に引き継ぐための大切な作業。
2021年に再び、命が吹き込まれる。

人それぞれ見方が違う、だから面白い。
偶然の出会いで新しいものができる。

テムズ川の流れは止まらない。

過去は常に新しく、

本物の未来は常に懐かしい。

旅は終わり、また始まった。

追記)
今回の旅は、奇跡的な出会いと多くの方々の協力で成し得ました。
人生を一時的に振り返り、また未来に進む道しるべを見つけ、未来に向けて一歩一歩、進むことができます。
鎌倉にて建設予定の博物館が完成するまでの軌跡を、写真家「森日出夫」氏がこれからも追い続け、記録は続きます。
皆さま、渡英中は、素敵なメッセージをありがとうございました。感謝いたします。
土橋
on a plane from London
2019.03.31